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証人尋問の記録の続きをご紹介させて頂きます。
なお、初めて、このブログをご覧になられる方は、以下に掲載している訴状をご参照下さい。
創価学会池田カルト一派との裁判シリーズその3
http://wrpandora.blog.shinobi.jp/Entry/15/
創価学会池田カルト一派との裁判シリーズその34
http://wrpandora.blog.shinobi.jp/Entry/68/
創価学会池田カルト一派との裁判シリーズその40
http://wrpandora.blog.shinobi.jp/Entry/75/
記
原告代理人(生田)
あなたとしては現在,日記を奪われたということに端を発して,たくさんの訴訟をやっておられますね。
原告(髙倉)
はい。
原告代理人(生田)
どういう訴訟をやっておられますか。離婚は終わったとして,それ以外。
原告(髙倉)
まず原田会長,それから原田,山本,佐々木,田村,まずこの人たち に対する訴訟を行いました。それから続けてその後,創価学会の池田 大作名誉会長,それと宗教法人創価学会に対する訴訟,これは結局,併合されました。それから和田公雄氏に対する損害賠償請求訴訟。それから今度は,山本創価学会副会長が私を名誉毀損であるとの損害賠償請求を起こされました。
原告代理人(生田)
そういう訴訟がたくさん継続してるわけですが,その訴訟によってどういう効果があったと考えてますか。
原告(髙倉)
どういう効果というか,なぜ,そもそもそういうふうな訴訟を起こしたかと言うと,子供たちに真実を伝えるために創価学会に関して訴訟を起こしました。真実の記録を残すために。
原告代理人(生田)
それだけですか。
原告(髙倉)
それが最初の動機です。それとやはりこの数々の基本的人権侵害行為をこのまま放置するならば,日本国民にとって,これは本当に大変なことになる,そう思ったので訴訟を行うことにしました。
つづく
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創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その40
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記
原告代理人(生田)
日記は奥さんが創価学会に自由に渡したと思うんですか,それとも創価学会 が日記を奥さんから取り上げたと思うんですか。
原告(髙倉)
妻は3歳のときからの創価学会員で,創価学会は絶対正しいと思っているので,何らかの形で相談したときに,創価学会の幹部から言葉巧みに提供するようにと応じたら,それをそのまま提供したと。だから実質的には,あんまり例えがよくないけれども,信じ込んでる人間から実質的にはそういうふうなものを,心理操作というか,そういうふうなので実質的には奪ったのだと思います。形は一見,自主的に提供させる形をとりながら,あれと一緒,振り込め詐欺と同じようなものだと思います。
原告代理人(生田)
創価学会の言い分によると,九州長の田村さんが奥さんから受け取ったというふうに言ってる,違いますか。
原告(髙倉)
そういうふうに相手は言っています。
原告代理人(生田)
田村さんというのはあなた方夫婦の仲人でもあるわけですね。
原告(髙倉)
はい,実質的な仲人です。
原告代理人(生田)
だから田村さんに言われたら,奥さんも簡単に日記は渡すだろうということ ですか。
原告(髙倉)
はい,そう思います。
原告代理人(生田)
日記から端を発して査問,離婚,殺人予告,拉致未遂等が起こってるわけで すが,ほかに佐々木被告からも査問を受けたというようなことを言ってます ので,この点,言っていただけますでしようか。
原告(髙倉)
まずたしか12月27日か28曰か,妻が子供たちを突然,実家に連れ去ってから2日か3日後ぐらいに佐々木氏から電話がありました。その電話は約2時間半ぐらい続きました。その翌日もだったかな,電話がありました。今度は年を明けると1月8日には研究室に呼び出されるというか,そういうふうなのがあって,それから1月も,計,全部でトータルで4,5回ぐらいは創価学会の内部情報を漏らしたと,そういうふうなことで,四国の創価学会の幹部から調べてほしいという依頼があったので,延々と追及をされました。
原告代理人(生田)
そうすると,佐々木さんは奥さんが九州に帰った段階で,あなたの日記の内 容をかなり知ってるということになりませんか。
原告(髙倉)
恐らく創価学会の,直接読んだかどうかは分かりませんが,四国の創価学会の幹部からその内容は告げられて,それに基づいて私を査問したんだと思います。
原告代理人(生田)
そうすると,奥さんが九州に帰る前に,日記の内容は創価学会に分かってる ということが推測されるように思うんですけど,違うんですか。
原告(髙倉)
今にして思えば,そう思います。
原告代理人(生田)
ということは,奥さんが四国の創価学会に日記に関して相談をしたとかいう ことでしようか。
原告(髙倉)
多分,そうだと思います。
原告代理人(生田)
佐々木さんからは,自分のマンションを買うようにとかいう勧めがあつたん ですか。
原告(髙倉)
はい。自分のマンションを購入しないかという話がありました。
原告代理人(生田)
購入して何に使えというんですか。
原告(髙倉)
創価学会のその地域の人たちの活動の拠点として,その部屋の1室を提供してほしいと言われました。
原告代理人(生田)
そういう佐々木さんの提案について,あなたはどう思いましたか。
原告(髙倉)
このどさくさに紛れて,自分の部屋を購入させようと考えました。さらにその部屋を,中を私のほうに譲渡する際に,部屋の中にいろいろ盗聴器とか内装して,私をずっと監視するつもりではないかと考えました。
原告代理人(生田)
だから髙倉さんの監視のための場所として,そのマンションを使おうと,こ ういうことですか。
原告(髙倉)
はい。自分の利益のためと,創価学会から,幹部から褒められるためという,その一石二鳥を狙ったのではないかと思います。
原告代理人(生田)
そういう発想が佐々木さん個人レベルの発想なのか,創価学会としてもバッ クにあった発想なのかという点についてはどうですか。
原告(髙倉)
それは創価学会の発想だと思います。創価学会幹部の発想だと思います。
つづく
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創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その148
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創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その40
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記
原告代理人(生田)
どういう理由で行かなかったんですか。
原告(髙倉)
それは事前にある方に相談をしたら,それは行っては危険である,危ないと言われたからです。
原告代理人(生田)
何で危険だというんですか。
原告(髙倉)
それはどこかに拉致されて殺されるかもしれないから,そういうようなところに行っては危険だから,和田氏にも連絡をせずにすっぽかさせとアドバイスを受けました。
原告代理人(生田)
そのアドバイスどおり,すっぽかしたわけですか。
原告(髙倉)
はい,そうです。
原告代理人(生田)
すっぽかしたことについて,査問の当日の査問前に,和田氏と会ったときに 何か言われましたか。
原告(髙倉)
はい。エレベーターの中で,なぜ昨日来なかったのかと言われました。それから今度は査問が終わって,和田氏と東京駅に向かう途中で和田さんが言われたのは,牙城会だったか金城会だったか忘れましたけども,学会員から拉致されたのではないかと思って心配をしていたと言われました。
原告代理人(生田)
和田さんは哲学のコーナーに創価学会員が来とったというわけですか。
原告(髙倉)
はい,それは新宿の査問が終わってからです。待ち合わせのときには,そういう連絡はありませんでした。
原告代理人(生田)
査問が終わってから,和田さんは哲学のコーナーはどういう状況だったということを言ったわけですか。
原告(髙倉)
創価学会の青年部の幹部たちが,本部職員ですけども,それが十数名,たむろしていたと言われました。
原告代理人(生田)
そこから,あなたが来てないのは拉致されたんではないかと和田さんは推測したということですか。
はい。和田さんはほかの自分の知らない創価学会のグループによって拉致されたので,来なくなったと心配していたと言われました。
原告代理人(生田)
なぜあなたが哲学のコーナーに行くということが創価学会に分かるんですか。
原告(髙倉)
和田さんが言われたのは,後からですけども,査問が終わってから。自分はその日,午後1時ぐらいに家を出たら,その時点からずっと尾行がついていると。その尾行を全部振り切って,5時に待ち合わせ場所に行ったら,そこに創価学会の青年部幹部たちがたむろしていたと言われました。なぜそこに創価学会の青年部幹部たちがたむろしていたのかということに関しては,和田氏からは何の説明もありませんでした。
原告代理人(生田)
あなたは約束どおり,前日の午後5時に書店の哲学のコーナーに行っていれば,拉致されていたと思いますか。
原告(髙倉)
そう思います。
原告代理人(生田)
何を根拠に思うわけですか。
原告(髙倉)
なぜかと言うと,和田さんはそこの時点で私に対して,待ち合わせで,着きました,今から帰りますだったかな,そういうふうなメールはありましたけども,来るなというような,待ち合わせをしてるから来るなというふうな連絡は全くその日,なかったからです。
原告代理人(生田)
和田さんも拉致の共犯だと思ってるわけですか。
原告(髙倉)
そこのところでのあれです。新宿での,当時はまだ信じられなかったですけども,今から思えば,そうだったと思います。
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記
原告代理人(生田)
殺人予告について,もう少し詳しく予告をされてることはないですか。
原告(髙倉)
殺人予告に関しては2月14日,和田氏が査問当日,自分がそういうことを言われたという形で伝えられました。ただ・・・。
原告代理人(生田)
髙倉さんが忘れた頃にやられますよというようなことは言われてませんか。
原告(髙倉)
はい。和田氏から,髙倉さん,創価学会は池田名誉会長を批判した人間は絶対に許さないと。髙倉さんが忘れた頃に,創価学会とは直接関係がないような人間を差し向けて殺すはずだと言われました。
原告代理人(生田)
そういうことを和田さんから言われて,あなたはどう思いましたか。
原告(髙倉)
実際にその可能性があり得ると考えました。
原告代理人(生田)
その当時,あなたとしては東村山の市会議員か何か,議員さんが自殺なのか殺人なのかで亡くなったという事件があって,それとの創価学会についてうわさがあるというようなことを思い出したりもしたことがあるわけですか。
原告(髙倉)
そのときのことは野崎さんから,大阪の研究会に行っていたときに教えられていましたので,可能性があると考えました。
原告代理人(生田)
だから,あなたとしても自殺を装って殺害される可能性もないわけではないと思ったわけですか。
原告(髙倉)
ないわけではなくて,やられる,そう思いました。
原告代理人(生田)
平成20年2月24日ですか,査問を受けたわけですけれども,その前日に 和田さんとどこかで待ち合わせをしてませんでしたか。
原告(髙倉)
たしか2月20日に和田氏からの呼出しの電話があったときに,和田さんから,事前に打合せをしたいと言われたので,私がその前日の午後5時だったかな,新宿の紀伊國屋書店の哲学書の売り場で会おうと述べました。待ち合わせの約束はしました。
原告代理人(生田)
その場所を特定した理由は何ですか。
原告(髙倉)
大変失礼ですけども,創価学会の会員の皆さん方がそういう哲学書とか,たしか新宿は哲学書と宗教書があったと思いますよ。そういうコーナ一に来て読む人たちはまずいないと思ったからです。
原告代理人(生田)
それで哲学書のコーナーを指定したと。
原告(髙倉)
はい,そうです。そこは学会に限らず,人数は少ないですからと思いました。
原告代理人(生田)
それでその前日の午後5時頃,哲学書のコーナーにあなたは出向いたんですか。
原告(髙倉)
行きませんでした。
つづく
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大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。