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「永遠の命と思って夢を持ち、今日限りの命と思って生きるんだ。」

ある方から頂いた「池田大作とデューイ」とのタイトルが付された原稿の続きを、以下ご紹介致します。

 

 

        

 

 この本の分析をさらにすすめる。

 

「二十一世紀の大学の使命」「ヒポクラテスの宣誓」

 

池田 誓いを貫き通す人生は尊貴です。荘厳な夕日のような輝きを放ちます。

パグウォッシュ会議の議長として、長年、「核兵器の廃絶」のために尽力された物理学者のロートブラット博士が、まさにそうでした。

博士がアメリカ創価大学での講演をはじめ、さまざまな機会に訴えておられたことがあります。それは大学に学び、科学など専門知識を身につけた者は、「ヒポクラテスの宣誓」をおこなって卒業していくべきである、との主張でした。

学問を修めた者は、その知識を自らの倫理と責任に基づいて、人類や社会のために正しく用いていくことを誓うべきである一博士の叫びには、「核兵器」を生んだ〝倫理なき科学”への痛恨の思いが込められていました。

歴史家のトインビー博士も「知的職業の訓練を受けたすべての者が『ヒポクラテスの宣誓』を行うべきです」と強調されていました。

お二人は、この点については、どのようにお考えになりますか?(215-216頁、pp.127-128.)。

 

池田大作氏の主張はもっともだ。しかしながら池田大作氏の発言の中にも、またそれに応答するガリソン博士もヒックマン博士も、デューイに言及したりするのであるが、デューイが核兵器について言及していることを忘れているか、あるいはまったく知らないかのようである[24]。また、デューイの弟子、シドニー・フックも核兵器のことについて言及している[25]。この辺りは日米両国で多分、研究が進んでいないので、なんとなく憚られたのかもしらないが、核兵器廃絶を訴える創価学会の対談集として、できれば言及して欲しかったところである。

 

 [24] 日本語で読める資料としては、井上弘貴『ジョン・デューイとアメリカの責任』(木鐸社、2008年、219-220頁。またRobert B. Westbrook, John Dewey and American Democracy, Cornell University Press1991,p.517 も参照。

 

[25] 2016年の日本宗教学会(於 早稲田大学)での拙発表「シドニー・フックの「生の悲劇的意味」」は、実はこの辺りの事情も反映している。

 

             つづく



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KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
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