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「永遠の命と思って夢を持ち、今日限りの命と思って生きるんだ。」

  先日、興味深い文書を拝受しました。おそらく、この文書を届けて下さった人物は創価学会本部職員ではないかと存じます。

 

私の訴訟代理人弁護士の生田暉雄先生は、「この文書を書かれた方は大変勉強されていますね。」と言われました。

 

この文書は、インターネット上でも流布されているようですが、3回に分けてご紹介させて頂きます。

 

       記

 

総本部の御本尊と日蓮世界宗創価学会会憲の問題点

 

1.     御本尊教義変更と会憲制定の計画

 

いわゆる「戒壇の大御本尊」から決別し、総本部に安置される「学会常住御本尊」をもって創価学会の根本の御本尊とする。教義上の大転換の計画が進んでおります。その大転換が、総本部完成という今の時に合わせ、「池田先生の強い意向]として発表されるのです。 総本部である「広宣流布大誓堂」に設置される池田先生の碑文にも、 「学会常住御本尊」が「大御本尊」であると明記されています。

 

さらに、総本部完成とともに世界宗教としての体制も完成させるという構想のもと、全世界の創価学会の憲法である「日蓮世界宗創価学会会憲(世界創価学会会憲)」が制定され、これに合わせて「創価学会会則」も改定される運びとなります。「会憲」には、「学会常住御本尊」や「広宣流布大誓堂」を信仰の根本にする旨が謳われています。また、「日本創価学会会長」が「世界創価学会会長」に就任するという規定が明文化され、「日本創価学会会長」一人が、教義・人事・財政・活動方針の全てにおいて世界のSGI組織をコントロールする体制が打ち立てられることになります。

 

計画は十分な検討も準備も欠いたまま、拙速に進められており、学会にとって非常事態です。①実現すれば、国内外の会員の信仰が根本から動揺し、組織も混乱し、日本と各国のSGIとの関係も悪化し、結果として創価学会が衰退を余儀なくされることは必至です。 ②全てが「池田先生の強い意向」として推進されているため、池田先生の歴史と業績が致命的に汚され、一切の混乱の責めが池田先生一人に集中する事は確実です。

 

教学部としては、「戒壇の大御本尊」を巡る議論については、ある時期に決着をつけなければならないのは確かだが、学会が過去何十年にも渡って尊重してきた経緯があるので、拙速に事を進めて教義の根幹が混乱したり、会員の信仰が動揺したりしないよう、慎重の上にも慎重を期して取り組んでいくべきだと訴えてまいりました。しかし、こうした訴えは、推進派の方々から、にべもなく撥ねのけられ、「付いてこられない会員が少しばかりいても仕方がない。多少の血が流れるのは当然だ。上がやると言ったら、その通りにやれ」など強要され続けております。

 

92 5日には、世界の主要国の中心者を召集して会議が開かれました。各国の中心者たちは、日本の幹部の前では遠慮してほとんど異議を唱えませんでした。しかし多くの方々が、「このようなことは、国に帰って説明できません」と困惑し、苦悩していました。特に、「創価学会は日本の宗教である」として弾圧を受けてきた台湾の代表などは、日本中心の考えが明文化されることに強い不安感と不 信感を表明していました。

 

推進されている方々は、初めのうちは「学会常住御本尊」を「戒壇の大御本尊」に替わる新しい「大御本尊」と位置づけ、「戒壇の大御本尊」から完全に決別する方針に固執していました。それをもって「宗門問題を完全決着した業績とできる」と考えていたようです。 日蓮大聖人の「出世の本懐」の内容や、聖人御難事の「余は二十七年なり」(118 9ページ)の解釈も全面的に変えると意気盛んでした。しかし、教義の基本的な論理構成を容易に壊したら大変なことになるという教学部の度重なる反論に答えられず、大幅にトーンダウンしていきました。「日蓮世界宗創価学会会憲」でも、当初案で「学会常住御本尊」こそ「広宣流布の大御本尊」であると定めていましたが、それも断念し、現状案では「広宣流布の大御本尊」と後退させているようです。

 

ただ一方、「戒壇の大御本尊」については、「会憲」案で「(この会は)一閻浮提総与・三大秘法の御本尊を信受し」としていることから、「創価学会会則」の「一円浮提総与・三大秘法の大御本尊を信受し」という条文や、勤行要典の「一閻浮提総与・三大秘法の大御本尊に南無し奉り」という御祈念文も、それに合わせて修正する方針を決めたとのことです。「大御本尊」の「大」は、たった一文字ですが、教義的には極めて重要な意味を持ちます。そもそも「創価学会会則」は、2 0 0 2年に改訂されたばかりです。改訂に際し、当時の斉藤教学部長は、次のように発表しています。「(会則には)『ー閻浮提総与・三大秘法の大御本尊を信受し』とありますが、これは、 創価学会に貫かれてきた『大御本尊への信心』の本義を示したものです。大聖人は、熱原の法難において民衆が不借身命の信心を現したのに呼応して、弘安21012日に出世の本懐として大御本尊を顕されました。幸福と平和を求めて真の強き信仰心を起した民衆の心にこたえ、末法万年にわたる全民衆を救うために、日蓮大聖人は衆生救済・仏国土成就・広宣流布実現の大願を込めて出世の本 懐の大御本尊を顕されたのです。この大聖人の心に呼応して同じく広宣流布の大願を起こし、民衆救済の実践に邁進していく強い信心こそ『学会の信心』です」2 0 0 2年に決めたことを、わずか11年しか経っていないのに、全く正反対の方向に改めるというのです。しかも、今回の改定案に「一閻浮提総与・三大秘法の御本尊を信受し」とあるなかに「戒壇の大御本尊」が含まれるか含まれないかについて、原田会長は「含まれる」と言い、秋谷議長は「含まれない」と言い、推進側の中でも全く見解が一致していません。しかも秋谷議長は「『戒壇の大御本尊は信受の対象ではない』と、とにかく、まず会長が大々的に発表してしまえばいいんだ。そのあとで上手く説明を作るのが教学部の役目じゃないか」と主張する始末です。

 

なお、総本部に安置される池田先生の碑文にも、「学会常住御本尊」が「大御本尊」であると明確に刻まれています。この「大」の一文字は、会長自らの強い思いを込めて挿入したものです。「大」の一字 が入った結果、宗門の攻撃の鉾先が池田先生に向かうのは100%確実です。教学部では、7月の時点から、「学会常住御本尊」を「大御本尊」と表記すれば、必ず先生にご迷惑がかかることになるので、 とにかく先生の碑文だけは改めさせていただきたいと繰り返し要望 書を提出いたしました。この1123曰には、修正のタイムリミットが迫っているので、通訳・翻訳者から会長に同様の要望が提起されました。会長は、いったんは修正を了承しましたが、翌24日には、それを翻し、「大」を入れたままにすると決定したようです。「学会常住御本尊」については、他のあらゆる文書で「大」の一文字を入れないことになったにもかかわらず、池田先生お一人が「大」を入れた形になっており、その影響を心から案じております。

つづく



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         記
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