被告池田大作創価学会名誉会長らの訴訟代理人弁護士が、私に行った反対尋問記録の続きをご紹介させて頂きます。
なお、初めて、このブログをご覧になられる方は、以下に掲載している訴状をご参照下さい。
創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その3
http://wrpandora.blog.shinobi.jp/Entry/15/
創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その34
http://wrpandora.blog.shinobi.jp/Entry/68/
創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その40
http://wrpandora.blog.shinobi.jp/Entry/75/
記
被告ら代理人(井田)
あなたは山本さんの手紙でも書いたら送ってもどうですか,奥さんにという 発言から,和美さんへの詫び状を強要されたということを言われてますよね。
原告(髙倉)
はい。
被告ら代理人(井田)
それはあなたにしてみれば,詫び状の強要と受け止めたということですか。
原告(髙倉)
そうです。
被告ら代理人(井田)
乙第5号証(甲36号証の反訳書)の43頁を示す
被告ら代理人(井田)
714項の途中からになりますけど「私はあえて申し上げれば,女房のこと に関してもものすごく感謝してるの。」「私は。だから,ありがたい。そう思っています。」とあなたは和美さんに感謝の発言をしてますよね。
原告(髙倉)
はい。
被告ら代理人(井田)
あなたの発言を受けて,山本さんはあなたに対して715項で「そのことを ちゃんと奥さんに言った方がいいんじゃないですかね。」と言ってますよね。
原告(髙倉)
はい。
被告ら代理人(井田)
その上で山本さんは「それこそ本当に手紙でも書いて送ったらどうですか。 奥さんに。」と発言してますよね。
原告(髙倉)
はい。
被告ら代理人(井田)
このやりとりの中で,一言も山本さんはあなたに詫び状を書けなんていうこ とは言ってませんよね。
原告(髙倉)
私は手紙でも書いて送ったらどうですかということを詫び状だと理解しました。
被告ら代理人(井田)
だって,その前にあなたは奥さんのことをすごく感謝してると発言されてる。
原告(髙倉)
それは査問の席で,事前にいろいろな和田氏から言われてる事柄を計算に入れた上での発言です。
被告ら代理人(井田)
あなたはこの京王プラザホテルでの面談の中で,日記はもう恥ずかしいから処分しましたと発言していますよね。
原告(髙倉)
はい。
被告ら代理人(井田)
あなたが持っていた本件日記の原本やコピーは全て処分したのですか。
原告(髙倉)
いいえ。
被告ら代理人(井田)
していない。
原告(髙倉)
はい。
被告ら代理人(井田)
どうして本件日記を処分したなどという嘘をついたんですか。
原告(髙倉)
嘘をつかなければ,提出を求められる可能性があると考えました。
被告ら代理人(井田)
提出を求められる可能性がある。
原告(髙倉)
日記の原本。
被告ら代理人(井田)
誰からですか。
原告(髙倉)
創価学会からです。
被告ら代理人(井田)
だって,創価学会は既に山本さんが日記のコピーを受け取ってるわけでしょぅ。 原告(髙倉)
はい,そうですよ。
被告ら代理人(井田)
そんなことを要求する必要はないんじゃないんですか。
原告(髙倉)
原本がなくなるのとコピーがなくなるのでは,原本が私の手のもとにあるのとないのとは全然違うんではないかと私は思います。
被告ら代理人(井田)
あなたの離婚訴訟において,あなたは日記を処分したと嘘をついたことにつ いて何と言ったか覚えてますか。
原告(髙倉)
教えてください。
被告ら代理人(井田)
そう言わないと自分の生命が害される恐れがあったからだと,こう言われて ませんか。
原告(髙倉)
はい,そういうことも申したと思います。
被告ら代理人(井田)
そういったことも言ったということですか。
原告(髙倉)
はい。
被告ら代理人(井田)
先ほども本件日記の内容がフイクションだと言わなければ,自分の生命が害 される恐れがあったと,こう言われましたよね。
原告(髙倉)
はい。
被告ら代理人(井田)
あなたとすれば,山本さんから殺人予告を受けたり脅迫を受けたということ なわけだから,警察に被害届や刑事告訴をしていますか。
原告(髙倉)
しておりません。
被告ら代理人(井田)
どうしてしていないんですか。
原告(髙倉)
そのときは私は妻と子供たちを奪還することが最優先です。
被告ら代理人(井田)
あなたの先ほどの供述では,今でもずっと殺人予告は続いてるという話なん でしょう。
原告(髙倉)
そうです。
被告ら代理人(井田)
今からでも遅くはないんじゃないですか。
原告(髙倉)
私は時効との関連で,可能であれば,この今の段階ではいつでもしたいと思っております。
被告ら代理人(井田)
そんなに殺人予告があったりとか大変だということであれば,通常,警察に 申立てをするんじやないんですか。
原告(髙倉)
警察も,ご承知のように創価学会関連,いろいろいらっしゃいます。だから。ですから,まず民事で行うと,そのほうが確実だと思ったからです。
被告ら代理人(井田)
あなたは和田さんに対しても,今回と同じような裁判を東京地裁立川支部に起こしてますよね。
原告(髙倉)
はい。
被告ら代理人(井田)
その請求は全て棄却されましたよね。
原告(髙倉)
はい。
被告ら代理人(井田)
あなたはその裁判で,裁判官に対して忌避の申立てをしてますよね。
原告(髙倉)
はい。
被告ら代理人(井田)
忌避理由は何ですか。
原告(髙倉)
その裁判官の訴訟指揮から見て,これは学会員の可能性が極めて高いと考えたからです。
被告ら代理人(井田)
その裁判官は創価学会員だったんですか。
原告(髙倉)
それはそういうような忌避の申立てをして,高裁が判断をするまでにかなりの時間を要しました。
被告ら代理人(井田)
忌避申立てに対する高裁の結論はどうでしたか。
原告(髙倉)
40日ぐらいたってから,地裁と同じ理由で棄却すると言われました。なぜ同じ理由なのかなと不思議に思いました。
つづく
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大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。