証人尋問の記録の続きをご紹介させて頂きます。
なお、初めて、このブログをご覧になられる方は、以下に掲載している訴状をご参照下さい。
創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その3
http://wrpandora.blog.shinobi.jp/Entry/15/
創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その34
http://wrpandora.blog.shinobi.jp/Entry/68/
創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その40
http://wrpandora.blog.shinobi.jp/Entry/75/
記
原告代理人(生田)
あなたは本件訴訟では,離婚自体を創価学会の強要であるかのような主張を されてるんですが,なぜあなた方夫婦の離婚を創価学会が強要するといいますか、離婚をさせようとしてるという根拠はまずどういうことがあるわけですか。
原告(髙倉)
まず,幾つかあるんですけども,妻が実家に帰ってから後,2月の頃に野崎氏から電話があった際に,創価学会の原田稔会長が髙倉の妻の実家は資産家だから離婚されたら困るだろうと発言したということを伝えました。それから今度は,新宿での査問の際は,山本被告は奥さんと決別すればいいという発言をしました。さらに最初の弁護士から 送ってきた協議をしたいという申出から裁判の中に至るまで,そういういろいろ理由が変化をしていったと思います。さらに12月25日に,こちらから連絡するまではそっとしておいてほしいと。お墓参り 等は必ず行きますと,そういうふうなメールが送られてきました。そういうことを考え合わせると,妻が当初から離婚するという意思があったのではなくて,周りから,創価学会会員から強要されて,離婚をするということになったと思います。その証拠に,離婚調停の際に妻は自分の意思ではどうすることもできなくなったと調停委員に語ったと調停委員は言われました。
原告代理人(生田)
そういうふうなことから創価学会の強要があって,離婚を申し立ててるんじ やないかと思ったということですね。
原告(髙倉)
はい,そのように確信しております。
原告代理人(生田)
奥さんが12月25日に九州の実家に帰るに当たって,それまでの間は,あ なた方夫婦は夫婦仲はどうだったんですか。
原告(髙倉)
夫婦仲は,少なくとも池田先生に対する忘恩が許せないから離婚すると言われるまでは,全くけんかとかそういうことはありませんし,学会活動を強要するようになってからも創価学会をめぐる,関連する以外で争いになったことはありません。
原告代理人(生田)
だから創価学会に対する見解の相違というのはあったということですか,あなた方は。
原告(髙倉)
はい,ありました。
原告代理人(生田)
12月末に奥さんが実家に帰るに当たって,その前日ぐらいに髙倉さん一家で,あなたと奥さんと息子さんと娘さん,4人で忘年会みたいなことを開いたんじやないですか。
原告(髙倉)
はい。私がその前に,何日か前に忘年会をしたらと言ったらば,いいねと言われて,で,妻から忘年会をしようと言われました。
原告代理人(生田)
それで食事をして,場所を移して,カラオケをしに行って,それで帰ったわけですか。
原告(髙倉)
はい,そうです。
原告代理人(生田)
それで奥さんから何かプレゼントがその日か翌日かに渡されたわけですか。
原告(髙倉)
その当日に,妻の言葉をそのまま言うと,私は誕生日は8月9日ですけれども,良一さんの誕生日のときにプレゼントをしていなかったから,クリスマスプレゼントも兼ねてネクタイと,それからワイシャツをもらいました。
原告代理人(生田)
そういういきさつから見て,12月25日に奥さんが黙って,いきなり実家 に帰ってしまうということは,あなたとしては予想もしてなかったと,こういうことですか。
原告(髙倉)
そうです。全く予想しておりません。
原告代理人(生田)
ゆくゆくは離婚になるだろうというような予測はあったんですか。
原告(髙倉)
全然ありませんでした。
原告代理人(生田)
そういうことで離婚を強要されて,離婚自体は現在,どうなってるわけです か。
原告(髙倉)
最高裁で確定しました。しかし,いずれ再審請求をしようと思っています。
原告代理人(生田)
離婚は確定したということですか。
原告(髙倉)
はい。
つづく。
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記
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大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。