証人尋問の記録の続きをご紹介させて頂きます。
なお、初めて、このブログをご覧になられる方は、以下に掲載している訴状をご参照下さい。
創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その3
http://wrpandora.blog.shinobi.jp/Entry/15/
創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その34
http://wrpandora.blog.shinobi.jp/Entry/68/
創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その40
http://wrpandora.blog.shinobi.jp/Entry/75/
記
原告代理人(生田)
それで渡したと。
原告(髙倉)
はい。
原告代理人(生田)
渡した結果,奥さんはどういう反応でしたか。
原告(髙倉)
渡した際に,私と息子はどこかに行っているから,最初は妻にどこか静かななところに行って読むように言ったんですけれども,それを言わなかったので,逆に私と息子と2人で,ちょっとどこかに行ってくるから,その間に読んでほしいと言いました。で,出ていこうとしたら, 私も一緒に行くとか言って,大学の宿舍の門のところまで追っかけてきました。それで行くのはやめました。
原告代理人(生田)
息子さんがよく出てきますが,息子さんは当時何歳ですか。
原告(髙倉)
当時は小学校6年生ですので12歳です。誕生日を迎える直前だったかそれぐらいですから,11歳か12歳,その頃です。
原告代理人(生田)
息子さんも創価学会会員なんですね。
原告(髙倉)
はい,そうです。
原告代理人(生田)
ご夫婦が創価学会会員の場合,生まれてすぐ創価学会会員になるわけですか。原告(髙倉)
はい,大抵そうだと思います。
原告代理人(生田)
そういうことで,息子さんも出生からすぐに創価学会会員であると。
原告(髙倉)
息子が10月16日に生まれて,翌年の1月26日だっだかな,池田大作氏がいろいろ提言をするインターナショナルのその日に入会させました。
原告代理人(生田)
そういうことで奥さんに日記を渡して,それで奥さんの日記に対する反応は どうでしたか。
原告(髙倉)
妻は日記に関して特段,反応は・・・ありませんでした。
原告代理人(生田)
その日記が奥さんの手からすぐにでも創価学会のほうに渡ったという形跡は あるんですか。
原告(髙倉)
私は当時は全く,妻が外に出すとは思っていませんでしたので,全く分かりませんでした。
原告代理人(生田)
それで奥さんが九州の実家に帰られるというのがその年ですか。
原告(髙倉)
はい,その年の12月25日です。
原告代理人(生田)
そのときに奥さんは日記を持って帰ったんですか。
原告(髙倉)
分かりません。
原告代理人(生田)
あなたの居宅というか,宿舎に残ってる奥さんの荷物の中に日記は残ってましたか。
原告(髙倉)
ありませんでした。
原告代理人(生田)
じゃ持って帰ったと推測していいわけですね。
原告(髙倉)
はい
原告代理人(生田)
それでその日記が創価学会のほうに渡るというのをあなたが知ったのはいつ 頃ですか。
原告(髙倉)
あれは・・・友岡氏(聖教新聞記者)からの電話があったときに,12月の初めです。その頃に日記が渡ったかもしれないとは思いました。しかし,日記が渡ったということが確実だと思ったのは12月27、8日かな。佐々木被告(香川大学教育学部教授で創価学会員)から電話があったときです。
原告代理人(生田)
そうすると2008年12月25日頃,奥さんが九州の実家に帰られて,そ の2日後ぐらいの27,8頃に佐々木さんから電話があって,そのことから日記が創価学会に渡ったんだということを知ったということですか。
原告(髙倉)
はい。しかし,まさか妻が日記を渡してるとは信じられませんでした。
原告代理人(生田)
そういうことで日記が創価学会に渡ったということになるわけですが,その 後,創価学会から日記について何か言われたことはあるんですか。
原告(髙倉)
佐々木氏からは,年末からずっとそういう日記の中に書いてある内容に関しての追及はありましたし,年が明けてからは和田さん(元創価学会海外相談部長)と野崎さん(元創価学会副教学部長)からも,私の日記を創価学会がプロジェクトチームを結成して分析しているという話がありました。
つづく
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大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。