忍者ブログ
「永遠の命と思って夢を持ち、今日限りの命と思って生きるんだ。」
 「創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その86」でご紹介した被告池田大作創価学会名誉会長らの訴訟代理人が提出した「文書提出命令に対する意見書2」に対して、私の訴訟代理人である生田暉雄先生が提出された反論を掲載させて頂きます。

 被告池田大作創価学会名誉会長らの訴訟代理人は、4月15日までに被告田村隆雄創価学会副会長らの陳述書を提出するとのことです。

 次回の裁判は、4月18日の予定です。

        記

平成23年(ワ)第413号、第29303号、第31387号
損害賠償請求事件

準 備 書 面 (21)

原 告   髙  倉  良  一
被 告   原  田    稔
外5名

平成25年2月12日

原告訴訟代理人
弁護士   生  田  暉  雄

東 京 地 方 裁 判 所  御 中


被告の文書提出命令に対する意見書2(平成25年1月18日付)に対する反論


           記

第1、被告の意見

  被告の意見は、以下のとおりである。

1、原告が求める32通は、いずれも不存在である。

2、証拠調べの必要性が無い。

3、山本、田村の陳述書を予定しており、それらによって、原告主張の請求原因事実の存否は明らかを(ママ)なる。
  
以上である。


第2、原告の反論

1、 原告は、第1の3の陳述書を待ったが、未だに送付されない。

そこで、止むなく、反論に及ぶ。

 文書提出命令申立に及ぶ文書32通が存在することは、原告準備書面(20)(平成24年11月20日付)で主張している通りである。

2、 被告は査問の部屋において、被告独自の隠し録音機で、録音している。

  このような被告が、32通の文書が存在しないわけがないのである。

 被告池田大作創価学会名誉会長らの訴訟代理人ら(以下、被告と記述)は、原告が提出を求めている文書は一切存在しないと主張している。

 この主張が信用できるかどうかを、原告が提出した甲第34号証と被告が提出した乙第5号証を資料として検討する。

 結論から先に述べるならば、被告の主張は信用性を欠く不合理なものである。文書が存在していることは間違いない。少なくとも、被告が密かに録音していた音源から、乙第5号証の「大半」を作成したと考える方が合理的である。

 なお、「大半」と述べるのは、査問される部屋に入室するまでの間の会話は、原告した録音していないと思われるからである。

 原告が指摘する事柄は、細かなことであると考えられるかもしれない。

  しかしながら、真実は細部に宿るのである。

 被告の主張は虚偽であるが故に、被告の録音から反訳したとしか考えられない箇所が存在する。

 被告は、原告が提出した甲第34号証の反訳が不十分であるとして、新しい反訳書(乙第5号証)を提出している。これらの反訳書の発言(甲第34号証の1から60までの部分)を素材として、被告の主張が、信用性があるものかどうかを検討する。

 このように、反訳箇所を限定する理由は、被告の主張が不合理であるということを証明するためには、その証拠の一部を提示するのみで十分と考えられるからである。

 以下の表は、原告の反訳と被告の反訳が異なっている箇所をまとめたものである。


甲第34号証                  乙第5号証
6 和田  荒々しく               6 和田 荒々しい
11 髙倉 日記の件って。何、それ     11 髙倉 日記の件って。何
14 和田 ●                   14 和田 優秀な人間を●
16 和田 優秀な人間を殺したくない。   16 和田 ●
26 和田 いいよ。               26 和田 いいよ。いいけどさ。
27 髙倉 女房しかしてないですね。    27 髙倉 女房しか来てないですね。
37 髙倉 何、悪い、悪いって。        37 髙倉 まあ、まあ、まあ何だ。悪い、悪いって。

 乙第5号証で、被告は、「【凡例】「●」:聴取不可、「-(下線)」本反訳書と原告提出の反訳書(甲第34号証)とで、反訳が異なる部分。」と述べている。

 しかし、反訳が異なっているにも関わらず、被告が下線を附していない箇所がある。また、原告の反訳では、明確に反訳されているにもかかわらず、聴取不可のマークをつけた上で、しかも、下線を附していない箇所もある。

 なぜ、これらの違いが生まれたのか。

 被告は、原告が提出した音源から、本当に反訳をしたのか。それとも、被告らが独自に録音をした音源から反訳をしたのか。


第3、結論

 被告は、文書提出命令申立の32通の文書を提出されたい。

以上
*********************

 現在、創価学会池田カルト一派と闘うための裁判費用(白バラ運動支援義捐金)を募集しております。

 これまで義捐金を振り込まれた皆様方には、心より厚く御礼申し上げます。

 ご承知のように、日本での裁判には多額の費用がかかります。今後の訴訟展開を考えると、訴状に添付する印紙代だけでも、かなりの費用が必要となります。大変恐縮ですが、皆様方のご支援を衷心よりお願い申し上げます。

 義捐金を振り込まれる際には、可能な限り、ご住所とお名前をお知らせ頂ければ幸いです。メールアドレスでも結構です。何卒よろしくお願い申し上げます。 白バラ運動支援義捐金の振替口座の番号は下記の通りです。1口300円です。ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

             記
1. 郵便局の振り込み用紙や、お手持ちのゆうちょ銀行の口座から振り込まれる場合

   口座記号番号 01680-3-132288
   口座名称(漢字) 白バラ運動支援義捐金
   口座名称(カナ) シロバラウンドウシエンギエンキン


2. 他の金融機関から振り込まれる場合

   店名(店番)一六九(イチロクキュウ)店(169)
   預金種目  当座    
   口座番号  0132288

 郵便局からの振り込みの手続きについては、以下のホームページをご参照下さい。
http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tukau/sokin/koza/kj_tk_sk_kz_tujo.html

*********************

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
» 無題
高倉さん、はじめまして。
私の遠い親戚が、生活難のときに、公明党の
議員のつてで生活保護がうけられるという理由で
入り、親戚一同からおいだされました(笑)
ほんと、人の弱みにつけこむと思いますよ汗;
黒百合 2013/03/23(Sat)02:09:36 編集
» 革命か戦争か
オウム真理教元幹部
アーレフ元代表
「野田成人氏」の著書「革命か戦争か」が
秀逸です。大手マスコミ一般週刊誌が伝えない真実がタブーなく語られています。
ご購読をお勧めします。
(リンク先の野田氏のブログに購入方法が詳しく)
「本書の著者印税はオウム真理教犯罪被害者への賠償金に充てさせていただきます」との事です。
野田氏は現在教団とも距離を置き上裕氏のように新たな団体を率いる訳でもなく真摯に「贖罪」の為の活動を続けています。とても素晴らしい事です。
「あいつは元オウムの最高幹部だったくせに何を言っているんだ、ぶさけるな」と罵声を浴びながらも
それらは自身が一生背負っていく罪だと捉え
一生涯をかけて償っていこうとする姿勢に共感します。私(もも)は日本3大カルト教団+ワン(注1)それぞれの脱会者と交流がありますが現役信者時の反省を赤裸々に告白し批判や嘲笑に晒されながらも前に進もうとする姿を勇気を持って体現している方は野田氏以外に知りません。池田大作亡き後の
創価学会最高幹部の連中が野田氏のような行動をとるとは思えません。何事も無かったように何食わぬ顔で世間に溶解し「俺も前々から池田はおかしいと思っていたんだよ」と平気で語るでしょう。

3/20(水)地下鉄サリン事件追悼日の日に合わせ
野田成人氏の講演会が開催されました。
「オウムとは一体なんだったのか」
ネット中継もされましたこの講演会は当日から
録画視聴を含むと本日までに「1万人」以上の方が
閲覧しています。野田氏の真摯な姿勢と人間性が良く理解できる内容です。お時間ありましたら閲覧して見て下さい。
「マッドマンツイキャス」で検索して下さい。
マッドマンさんのツイキャスが一番録画状態が良いです。
★マッドマン・ツイキャス★
http://twitcasting.tv/madmanjapman/movie/10588154

たまには長いコメントをと思い、もうちょびっとだけ(笑)

野田成人氏はその著書にてオウムの問題点を抽象化して次のように要約しています。

1.一つの善なる価値観を過度に追求し、それ以外の価値観を切り捨ててしまうこと。
2.外部と隔離された閉鎖的状況が、価値観を独善的なものにし排他的なものにしてしまうこと。
3.理想に対する手段がいつの間にか目的化してしまうこと。
4.ある価値観が掲げる理想と現実とのギャップがあまりに開きすぎていること。
5.システム管理者・運営者による都合のよい
情報操作。
野田氏は続けてこうも語ります。
「ところでこの教団の誤りは、他の宗教団体についても当てはまる可能性があります。いえ宗教団体にとどまらず、国家や社会のシステムそのものにも当てはまる議論です。(中略)私自身がオウムに入った要因のひとつとして、物質的快楽を追求する現代の資本主義に対する疑問があったからです。その結論は先にプロローグでも触れたとおり、資本主義のシステム自体もオウムのシステム同様に問題を内包しているということです。」
そして野田氏は
「オウムシステムとグローバル資本主義」についての考察に至ります。この先はまたいずれの機会にご紹介できたらと思います。ご興味のある方は、
野田氏の著書「革命か戦争か」をお読みになるか、
リンク先の野田氏のブログを参照してください。
白バラに訪問する方たちは恐らく、創価学会関係者が多いでしょうから、
オウムを創価に、
麻原を池田に、
尊師を先生にと読み替えれば、理解が深まることと思います。

今夜は些かインテリを気取ってみました(爆笑)

※注1
日本3大カルト+ワンとは私(もも)の持論で
創価学会、統一教会、幸福の科学、
そして旧オウム(現アーレフ)を含めた総称です。

もも 2013/03/23(Sat)20:45:11 編集
» 小沢一郎(非公式bot)より
(自民党を)支えている利害業界団体で…一番強いのが創価学会という宗教団体だというのでは政治が非常にゆがんじゃう。まだ建設業界だ、医師会だというのなら…それなりに自分たちの仕事上の利害に関わることだけれども、宗教団体というのは本来業種別団体ではないからね。2003年10月





もも&クローバーZ 2013/03/25(Mon)00:46:38 編集
» 大槻教授の予言的中!

大槻義彦のページ・大槻義彦公式ブログより

2012年11月19日 (月)
公明党、世をあざむく公約
毎日新聞17日配信によれば公明党は次期衆院選の公約を発表、この中で『原発ゼロ』と『TPPに賛成しない』と決めたという。またまた公明党の国民騙しである。先に、われこそ『中道』と称して自民と連立、自民党の右翼政治に協力して世をあざむいたことを述べたが、今度はマニフェストで世をあざむくつもりらしい。
公明党は次期選挙後、自民党安倍政権と連立を組むでしょう。そして平気で原発再稼働に手を貸し、TPP参加を推進するでしょう。このことはこれまでの公明党の歩んできた道です。
読者の皆様の中には創価学会の信者もおられるでしょう。上のような私の意見に反発しないでください。来年になって安倍右翼政権と手を組めばおのずと分かることです。『われこそ中道の代表』と称して安倍右翼政権と手を組み、しゃあしゃあとして原発を推進し、TPPに参加し、憲法改正、軍隊の海外派遣に協力するでしょう。
来年はたった1か月とちょっとですよ。1か月ぐらい、忘れないでください。この文章が正しかったことが1か月で分かりますから。

以上、
昨年のブログにて記された大槻教授の予言が見事に的中しています。大槻教授の推察に感服しました。

公明党はその存在理由すら誇示出来ずひたすら政権与党の補完勢力として利用されるだけですから。

創価学会員をこれほどまでに愚弄している政党は
公明党のみ。哀れで滑稽なものです。
参議院選挙の結果は惨敗が確定していますから。
クローバーZのお母様たちのもとには疲弊した
学会婦人部らの本音が続々と届いております。
家事育児に追われているお母様たちは日付が変わる頃にようやく自分の時間が訪れます。
「ももさん、私からメールが行くまで寝ないでね」
「はい、わかりました・・・」
先ほどからお母様たちからのメールを整理しています。だからこんな時間にコメントしています。
華麗なる女性騎士団のお母様たちの労苦に報いる為にも私(もも)は頑張り抜きます。

あ、でも、もう限界かも・・・
もも&クローバーZ 2013/03/25(Mon)01:52:09 編集
» 選挙運動に疲れた創価学会員さんへ
大槻義彦のページ・大槻義彦公式ブログより

2012年11月12日 (月)
公明党は世をあざむく

相変わらず公明党は世を欺く。
公明党の井上幹事長は9日、民主党の中道路線マニフェストについていちゃもんをつけた。
『公明党こそ人間中心=中道主義だ』と言ってのけた。公明党が自民党と連立政権を組んで、その政権の正体が明らかになった。沖縄にある米軍基地の撤去はもとより県外、国外移設も提案しなかったではないか。政権閣僚がこぞって靖国神社参拝をしても見て見ぬふり。どこが中道なのか。
公明党が自民党と連立を組んでも日米同盟によるアフガニスタン、イラク戦争に陰に陽に加担する政策はいささかも変わらなかった。韓国や中国に対する右翼的自民党の政策も少しも変わることなく、むしろ強化されたではないか。何が中道なのか。

もう国民は公明党の中道路線に騙されない。新興宗教の本質は世を欺くことにある。公明党はすでに結党からして世をあざむいている。そう、創価学会が作って運営している政党であることだ。

以上、大槻教授のブログ記事より引用しました。

馬脚を現した公明党に存在理由も価値もありません。
もう分かっているのでしょう?
気づいているのでしょう?
「選挙よ選挙、功徳よ功徳」と
根拠のない指導に煽られ日々疲弊している学会員の皆様(特に婦人部女子部)
同志の前では言えないからと云って、
観音菩薩の次に慈悲深いと自称する(一同大笑い)
華麗なる女性騎士団のお母様に「本音」や「愚痴」を
こぼしたり、深夜に長々とメールするのではなく、
勇気を持って活動をやめてください。
活動するふりをして何もやらないで下さい。
投票日にはとりあえず投票所に行って下さい。
あとは勝手にして下さい。私(もも)はすぐにおふざけモードに入るから小選挙区は「池田大作」と書き、
比例区は「創価学会」と書いて下さいと云いたくなりますが(爆笑)

7月の参議院選挙に「勝利」の文字はありません。
活動するだけ時間とお金の無駄です。
これほどに「軸」がぶれた政党をまだ支持しますか?
イラク派兵に賛成し今度は憲法改正にも賛成しようとしている「こうもりさん」のような政党にまたまた投票するのですか?「コバンザメ」のように政権与党にへばりつく議員らを支持応援するのですか?

おはようございます。
目が覚めましたか?

私(もも)は半徹でチョー眠いっす。

もも&クローバーZ 2013/03/25(Mon)06:57:31 編集
» 月刊誌「北方ジャーナル」より
北方ジャーナル編集部様のご好意により
記事全文の転載をさせて頂く事が出来ました。
上祐氏の発言は野田成人氏の活動とは別視点で
捉えるべきだと私(もも)は思います。
しかし麻原無き後の教団分裂騒動に見る旧オウム、現アーレフ、ひかりの輪、野田氏の社会貢献事業等々の顛末は「恐らくそうなるであろう」と推測出来る、池田Xデー後の創価学会未来予想図と重なります。あくまで私(もも)の持論ですが。
かなりの長文ですが是非お読み下さい。

★ここからです★
月刊誌『北方ジャーナル』(2012年9月号)掲載の上祐代表インタビュー記事全文
2013年03月17日

 昨年お知らせしましたとおり、北海道で発行されている月刊誌『北方ジャーナル』(2012年9月号:8月13日発売)に、北海道で膨張を続けるアレフの問題について論じた上祐代表のインタビュー記事が掲載されました。
このたび、同誌編集部のご許可をいただき、以下に全文を転載しますので、ぜひお読み下さい。
なお、このインタビュー記事の前には、同誌記者による「札幌道場、信者増加率No1 宗教団体アレフ急伸の事情」と題する詳細なレポート記事もありますので、ご関心のある方は、同誌バックナンバーをご覧下さい。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


緊急インタビュー


「ひかりの輪」代表役員・上祐史浩氏が語る
脱オウム17年の眼に映る社会、そして「アレフ」


 今年6月、地下鉄サリン事件をはじめとする一連の「オウム事件」で特別手配されていた容疑者たちが全員逮捕された。旧オウム真理教の流れを汲む宗教団体アレフが沈黙を守る一方で、かつての教祖との訣別を宣言した元幹部は、事件捜査の節目を機に、各メディアの求めに応じて貴重な証言を繰り返している。ローカルメディアの本誌に対しては、とりわけ北海道内のアレフ会員増に警鐘を鳴らしつつ、「麻原脱却」の真意を説いた。往時の饒舌とは趣きを異にする上祐史浩さん(49)の語りに、耳を傾けてみたい。(聞き手・小笠原淳)


「札幌の施設はアレフの最大拠点。
 東京から異動した役員もいますよ」


輿論の高まりが
全員逮捕に繋がった


──何度も繰り返された質問だとは思うんですが、まずは昨年暮れの平田信氏出頭、今年6月の菊地直子・高橋克也両氏の逮捕についてのご所感を伺いたいと。逮捕直後の会見では「ほっとした」と仰言ってましたが。


「そうですね、『全員捕まってよかった』と。ほっとしたというか、長い間の緊張状態から解放された、というか」


──驚きはなかったですか。17年間逃げてた人たちが、この半年の間に立て続けに身柄を拘束されることになったわけで。


「もちろん驚きはありましたけど、平田出頭後の状況を思い返してみると、やはり世間の再注目と言いますか、市民の皆さんの関心の高まりがよい結果を生んだということなのだと思います」


──捜査当局のほうでは、平田氏を交番から追い返したりとかの不手際があったようですけどね。


「彼の時は、長い捜査活動の中で警視庁の皆さんにも一種の諦めムードのようなものが漂っていたのかもしれません。大晦日の出頭を機に改めて緊張感が高まった、ということはあると思います。その後NHKも特集を組みましたし(5月26日、27日放映『未解決事件』)、菊地の逮捕でさらに国民の注目度が増した。警察も輿論も高橋逮捕に集中し、通報も増え、結果として短期間のうちに3人が捕まったわけで、全体的にはよかったと思いますけれど」


──ただ、本誌8月号で元道警釧路方面本部長の原田宏二さんが指摘してたように、オウム事件には日本の監視社会化を加速させた、という副産物もあります。高橋氏逃走の報道で監視カメラの映像が普通に公開されたりとか、そういう傾向はどう考えますか。


「犯罪の摘発というのは社会にとって必要なことですから、その仕組みを強化することには反対しません。ただ、すべての犯罪は社会の中から生まれるわけですから、どういう土壌が犯罪を生み出すのかという根本原因が探求されないと、問題の解決策がわからず、漠然とした不安感が高まっていきますよね。無意味で有害な監視活動が続いていく背景には、そういう事情があるのではないでしょうか。一方で、同じような原因を持ちながら形を変えた犯罪には、監視を強化させるだけでは対処できないのではないかと思います」


17年間の変化
「報道されないんです」


──その後、上祐さんもいろいろなメディアでの発言の機会が増えてますが、元オウムということで言えば「ひかりの輪」と「アレフ」の2団体がある中で、何かひかりの輪のほうがオウムを継承してるかのような印象を受ける人が多いと思うんですけど。


「おそらく、多くの方々は17年前(地下鉄サリン事件など)の報道を強くご記憶されていて、その後のアレフやひかりの輪の活動をほとんどご存じないんですね。私で言えば、この17年間に麻原彰晃からの完全な脱却という方向に考えが変わってきたわけですが、その変化のプロセスは報道されていませんから、『今になって突然、前と違うことを言い出した』と受け取られる方が多くなる。やはり一般の皆さんはメディアを通じて情報を得る機会が圧倒的に多いので、そういう〝報道ギャップ〟みたいなものが生まれるのも仕方ないのかな、とは思います。ただ、その溝をなるべく埋めるためには、やはりいろいろな疑問に応えて情報を発信していくしかないでしょう」


──それはあれですか、必ずしも皆さんが17年間取材拒否し続けてたわけじゃなくて。


「ないですよ。報道価値がないから報道されなかった、ということじゃないでしょうか。先ほど申し上げたように、それがここに来て1人出頭、2人逮捕、というように関心が高まり、再び報道価値が生まれてきた、という」


──そのへん、メディアリテラシーの問題にもかかわってきそうですが。


「報道機関も営利企業ですから、やはり購読率・視聴率がとれないニュースは採り上げないでしょう。受け取る側は、それでも公正な報道、充分な情報だと信じ込んで見てしまう。欧米などではそこのところ、もうちょっと送り手と受け手との関係がクールだったりしますよね。メディアのほうでも『うちはこういう方針だ』というように政党的偏りを鮮明にしたり、また読者・視聴者もそれを承知で報道に接しているところがあって、必ずしも不偏不党・公平公正は求められていないというか」


──日本では、お金を払って情報を得てるっていう実感はないかも。


「そうですね。メディアと国民の関係がなかなか成熟していないのかもしれません」


「回帰」強めるアレフ
報道対応「節約」主義


──で、一方のアレフなんですが、こちらはほとんど表に出てきません。私も取材の打診はしましたが、「一切対応できない」と。実はこちらのほうが「麻原回帰」を標榜してるわけですね。


「そのあたりの事情は、われわれのほうでも公式サイトやブログを通じて発信し続けているんですが、地下鉄サリンを知らない若い世代などで、ヨガ道場への勧誘を装ったアレフの布教活動に被害を受ける方たちが増えています。アレフは今ますます麻原絶対主義に突き進んでいますし、資産もひかりの輪とは較べものにならないぐらい多く、しかもオウム事件の被害者や遺族の方々への賠償責任を充分に果たしているとは言えません」


──その「麻原回帰」がどうも意外というか、かつての森達也さんのドキュメンタリー映画(『A』『A2』)で荒木浩氏(旧オウム真理教広報副部長)なんかの人間くさい姿を眼にすると、とても尖鋭化する集団には思えないんですが。


「彼ら、あの時から変わったんですよ。初期のアレフが2003年ごろから分裂し始め、麻原を払拭する意見と帰依を強める意見が対立するんですが、森さんが撮影なさっていたのはそれ以前の教団なんです。結果として麻原脱却派の私たちがアレフを脱けて独立し、そのころ(07年)にはほとんど荒木くんも報道の前に出なくなりました。出て、たとえばオウム事件について謝罪すると、自らの主張と矛盾することになる。彼らは地下鉄サリン事件への教団の関与を認めていませんから」


──陰謀論ですね。教団がフリーメーソンとかにハメられた、という。


「そういう陰謀論と矛盾するから、口を開かない。広報活動というのは、本質的に麻原帰依に逆行することになる、悪いことであると。だから節約しなければならないと、そういう考えなんですね」


──節約。


「そう。広報は必要悪であって、教団を潰さない程度にやっていればよい。社会と同じ土俵で対話するのは悪いことだから、それは『節約』するんだと」


──それは彼らの本心なんですかね。人柄も変わっちゃったってことですか。


「いや、上層部の人間は、内心で半分ぐらいは『これでいいんだろうか』と思っているでしょう。しかしもう半分のところで『やはり麻原帰依で行くしかない』と考えている。荒木が最後に私に対して言ったのは、『あなたと違って、私はオウムをまだよく知らない。だから〝経験〟したいんです』と。麻原絶対の路線を突き進んだらどうなるか、一度経験してみたいんだと」


──純粋な信仰心とはちょっと違うような。


「探究心というのかな、そういう思いと、あとは自分の信じたものを最後まで信じたいという感情があるんだと思いますね。ただ、いわばそういう〝中間派〟みたいな顔ぶれも含めて、今はアレフ全体がどんどん麻原回帰を強めて行っている、そういう状況です」


「麻原隠し」論の
無理な構図


──とはいえ先ほど言ったように、一般の人たちの多くはまだアレフとひかりの輪の違いをよく知らない。公安調査庁の公開資料なんかを見ても、2つをほとんど一緒に扱ってるわけですよね。


「公安調査庁の発表は、失礼ながら世間一般のイメージのコピーのようなものですよ。旧オウムのように本当に危険な団体があったら、たとえばCIAがイスラム原理主義に対して盗聴とか内偵をやるように、もっと積極的に調べますよね。ところが公安庁は、監視対象に自主的に報告書を出させたり、誰でも住所を知っている施設に立ち入り検査をしたり、つまりは見てるだけ。国民もうすうす、もうサリン事件なんてないだろうってわかっているんだけど、どこかなんとなく不安ではあるから、その不安をガス抜きして〝安心〟を担保する必要がある。つまり、公安調査庁がやっているのは国民の不安のガス抜きなんですよ」


──ひかりの輪についても、まだまだロシアで信者を増やしてるとか、いわゆる「麻原隠し」をしてるだけであるとか。


「で、具体的にこう危険である、という話は出てこないですよね。昔のオウムのイメージの増幅みたいなことがされているだけで。これを延長していくと、先入観による差別問題に繋がっていく気がします。あるいはそれこそ陰謀論とか」


──「麻原隠し」をしてるに違いない、という。


「ひかりの輪の200人ぐらいがみんな『麻原隠し』『麻原隠し』...って、全員で麻原の教材を隠しているんですか、ということですよ。昔、オウム真理教が選挙で敗けた時(90年2月衆院選)、麻原彰晃は選挙管理委員会とかマスコミが『当選隠し』をやったんだと主張していましたが、私は『それはちょっとおかしいんじゃないですか』と言ったんです。自分の同級生もメディアにいるし、選管がユダヤ・フリーメーソンの手先なんて無理があり過ぎる。当時の私がオウムを守るために世間に対して嘘をついていた、ということをもって、今のひかりの輪までが『麻原隠し』をしていると主張するのは、構図としてはかつての『当選隠し』論と同じではないかと思いますね」


──かなり積極的に情報発信していても、まだ旧オウムのイメージが先行してしまう。


「ですからやはり、メディアや国民の皆さんに申し上げたいのは、ぜひ自分の眼で確かめていただきたいと。説法会などに来てくださった一般の人たちはみんなそのあたりを理解してくれますし、河野義行さん(松本サリン事件で冤罪被害)も外部監査役を引き受けてくださり(2011年12月)、実際にいろいろご覧になって確認しておられた。地下鉄サリンの被害者遺族の方たちも、もうはっきりと『ひかりの輪とアレフは区別すべき』というお考えになり始めています。そういうふうに少しずつ、とにかく私たちの本当の姿を知っていただくことが、誤解を解く最善の道ではないかと思っています」


ヨガ教室少ない札幌
アレフ恰好の的に


──ちょっと北海道の話題も押さえておきたいんですが、札幌にはけっこう頻繁に。


「伺っています。だいたい、2カ月に一度ぐらいでしょうかね」


──勉強会とかの集まりに参加する人たちは、やはりアレフ問題を抱えてる人が多いんですか。


「もちろん全員ではありませんけれども、割合としては多いと思います。アレフは昨年、200人以上の信徒を新たに獲得しましたが、うち36%(75人)が北海道からの入信で、これは突出して全国1位。次が京都なんですが、この2地域には共通点がありまして、どちらもヨガ道場が少ない地域なんですよ」


──どういうことですか。


「アレフの典型的な信者獲得法として、教団の看板を隠したヨガ教室に勧誘する、という手口があります。そこで深い人間関係をつくって、脱会しにくい状況を整えてから、宗教団体であることを明かす。要は騙して入会させるわけで、そこからマインドコントロールをして『実はサリン事件はユダヤの陰謀だった』とやっていく」


──なるほど。札幌と京都はたまたまヨガ教室が少ないから、確率的に引っかかりやすいと。


「1軒もないわけではないですよ。体操としてのヨガはいくらかあって、ただ精神的なヨガを説く教室がほとんどない。だから、精神的なものを求めるとアレフにしか行き当たらないようになっているんですね。それで本当に警戒心なく入ってしまう方が多い」


──しかし、信者が増えること自体は脅威ではないですよね。どう考えてもテロとか殺人とか、現実的にもう無理でしょう。アレフの「被害」っていうのは、具体的にはどういう。


「今ある被害としては、大きく3つ。1つは詐欺で、まさに宗教団体と名乗らずに入会させ、お布施をとるということ。実際、滋賀県で3人のアレフ信者が捕まりましたが(今年5月)、これも詐欺罪でした。ヨガ道場の入会金と偽って、2万円を騙し取ったと。さらにDVDなどの教材を売れば、信者1人につき十万単位の現金を得ることができるシステムです。2つ目は、精神的な被害。あのマインドコントロールの中にいると、やはり来世というものが恐くなって、麻原なしでは地獄に堕ちるという恐怖感を植えつけられてしまう。精神的にものすごく不自由になるんです。盲信を続ければ恐怖は薄れるんだけど、少し揺らいできた時に辞めるに辞められなくなる。不安と恐怖、それを煽る脅し。そういう被害がありますね。で、3つ目はやはり、家庭崩壊の問題です」


──札幌でも深刻なケースが多いらしいですね。


「私の知る限り、アレフ入信が原因で離婚に到った人が、札幌で複数いらっしゃいます。ご本人だけならまだしも、その実家のご家族まで勧誘して入会させたりしますから、家族も分裂してしまう。子供は熱心でも親御さんが『怪しいから辞める』となったら、家庭が分断されることになりますよね。ひどいケースでは、植物状態で判断力のないお年寄りを本人に無断で入信させていた、という事実もあります。自覚なしに信者になっていたわけですね」


アレフ拡大の背景に
個人と社会の齟齬


──家族を入信させるというのは、単純に信者増を目論んで。


「信者の中で入信競争をさせているのは間違いないですね。オウムの時もそうでしたから」


──セールスマンのノルマみたいなのがあって。


「それで評価されるから、1人来たのなら家族も一緒に、ということになるんですよ。とくに札幌は今『うちが全国一だ!』ということでノリノリになっていますから。何か7月中旬にもアレフの幹部クラスの人間が札幌に行ったようですよ」


──よくやった、みたいなことで。


「そう。札幌は最大拠点になりつつあって、東京から北海道に〝異動〟した幹部もいますよ。社会の側としては、もう少し蔭でひっそりやってくれたらいいんだけれど、そういう入信競争が過熱すると、もう信者個人の問題ではなくなりますからね。先ほど申し上げた1つ目の詐欺は、あきらかな違法行為。2つ目の精神被害は、当事者の社会復帰を大きく阻害する。3つ目の家庭崩壊は、もとより社会的に深刻な問題。それらの被害が、札幌で最も増えているということなんです」


──そうなると、どういうことに気をつければいいのかっていう話になってくるんですが。


「最大の問題は、今の日本が自己の存在価値を感じにくい環境になっているということでしょうか」


──そこを突かれたら、コロッと。


「まず、覆面ヨガ教室に入る時点で、そもそも当人がヨガに関心を持っているわけです。アレフはそこを強く褒めますから。『ヨガの真理に巡り会うのは10万人に1人だ』とか、『あなたは前世からの修行者だ』とか。それと、当人の内面にある劣等感を、逆によいこととして讃える。30歳代の婚期を逃がした女性に『結婚よりも出家のほうが功徳がある』などと言うのは、宗教の1つのテクニックです」


──価値を転換すると。


「そう。敗者が勝者になる。これが宗教にバチッと嵌まるのは、現代の競争社会がいわゆる〝負け組〟を無秩序に輩出しているからですよ。社会の要因が半分、受け皿としての宗教の問題が半分。これはアレフだけを批判しても解決しないところではありますね。で、アレフの場合は先ほどのようなアメの後に、ムチも用意しています。『目覚めた以上、修行を積まないと高い世界に行けない』と。もし実社会でうだつの上がらなかった人とかがこの修行で評価されてしまうと、かなりマインドコントロールが完成しますよ。『この団体は修行に熱心な自分を評価してくれる、それにひきかえ職場は、家族は、社会は何なんだ』と」


──それは、かつてのオウムよりも鞏固になってるんですかね。


「オウムの時はまだ事件が発覚していないから、少なくとも陰謀論は盛り込まなくてよかった。しかし、事件発覚後に勧誘するということは、より歪んだ形で洗脳しないといけないですよね。だから、アレフがオウムよりも尖鋭化した理由は、『尖鋭化する必要があったから』ということ。30時間ぐらいDVDを観るプログラムがあって、そこで陰謀論を叩き込まれる。またこの陰謀論に惹かれる人というのも、最近は多いじゃないですか。原子力施策にしろ9・11にしろ、必ず出てきますよね。そういう下地があるところに『オウム事件は陰謀だ』とやられたら、信じる人は信じてしまいますよ」


──しかし当然、上層部は陰謀論なんて信じてないわけですよね。札幌の〝凄腕勧誘マン〟と呼ばれる男性とかも。


「信じていませんよ。嘘だとわかっててやっている」


──だったら、アレフは何のためにそういう活動を。


「麻原が『事件は陰謀だ』と言っていますから、だから彼への帰依というつもりでやっているんでしょう。嘘だとわかっているけれど、それが麻原回帰の道だから、と」


「法に則り、毅然と
執行すべきです」


──その麻原氏の精神状態なんかも気になるんですが、あれは心神喪失と言っていいんじゃないかと。それで死刑を執行してしまっていいんだろうか。


「私はむしろ、早めに執行すべきだと思います」


──やっちゃったら〝殉教〟ってことになってしまわないですか。


「それは大丈夫です。オウムやアレフの信仰に殉教や復活の概念はありません。アレフはキリスト教型ではなく仏教型ですから、教祖が入滅するのは信者の帰依が弱いからだ、という理屈になるんです。確かに麻原は一時期、自分をキリストに位置づけたこともありますが、復活というのは嘘だ、幻想だと、はっきり言っていましたから。帰依がなければ救世主はいなくなるんだと。だからアレフ内部では、麻原の執行が遅れているのは自分たちの帰依の結果だと思っていますよ。平田の出頭の時にはピークに達して、あれでまた遅らせることができるというので、彼らは万万歳でしたね。『やっぱり麻原回帰は正しかったんだ。上祐は間違っていたんだ』と」


──ということは、その後の2人逮捕はアレフにとってはちょっと早過ぎた。


「菊地、高橋の時は『あれ?』となったんじゃないですか。私としては、やはり当局は毅然と、法に従って、平常心で執行すべきだと思います。死刑執行が遅れれば遅れるほどアレフは増長し、そのほうがよくない結果になる」


──しかしそれでアレフが解散してもいいんですかね。ひかりの輪のサイトで、皆さんが宗教活動を続ける理由のひとつとして賠償の問題が挙げられてます。つまり、解散したらオウム事件の被害者への賠償もできなくなると。同じように、アレフも解散させずに賠償を続けさせたらいいんじゃないですか。昨年も、ひかりの輪よりも多く、たしか1500万円ぐらい払ってますよね。


「そうです。但し、決して被害者団体と賠償契約を結ぼうとせず、厭くまで『寄附』という形で出している。われわれは昨年で300万円ほどですが、被害者の皆さんと契約を結び、賠償としてお支払いしています。それと、アレフの資産はとんでもなく多くて、1500万でもさほど負担にはなっていない。4億の現金プラス2億のビル、計6億円の資産があるということですから、被害者の皆さんにしてみたら『潰してしまえ』ということになりますよ。解散させて、6億をそのまま賠償にあてるほうが現実的じゃないですか」


──あ、そういう意味で。


「こういうところを、アレフはあんまり理解していないんだと思います。賠償不履行ということで調停になりましたけど(今年6月)、彼らにしてみたらお布施はすべて麻原の家族の元に集まるもので、教団の外に出す、ましてや『賠償』するなんていう考えはないんですね。賠償するということは、一連の事件への関与を認めるということだから。せいぜい潰されない程度に寄附をしておこう、という態度なんです」


社会は、神でも
悪魔でもない


──ひかりの輪の大きな活動としては、一義的にはオウム事件被害者への賠償。それと、各地のアレフ問題の解決や、オウムに関する証言を続けることなんかがある。賠償について、当面拡大の動きとかはないんですか。


「賠償契約の枠組みの中で、少しでも増やしていきたいとは思っています。おりしも、過去の反省・総括本を書いて印税収入を賠償に回してはどうかというお話を大手の出版社からご提案いただいているので、それをお受けしようかな、と。社会的にも意味のあることだと思いますし、過去の反省と賠償とが同時に進められるのは好都合ですから」


──それ、気になりますね。時期的には。


「まあ、年内というところまではオープンにできると思いますが」


──アレフへのアプローチについては、脱会者の相談だけでなく、彼らに直接なんか呼びかけるっていうわけにはいかない。


「私は『悪魔』ということになっていますからね。アレフの人たちは私と接触してはいけないんです。会うと悪魔菌に感染して、疑念という病気に陥るから、逃げろと。札幌の幹部信者の彼は、信者に『上祐さんに会ったらあなたの修行者人生は終わりますよ』と言っているそうです」


──私も感染者なんだろうか。


「というか、メディア自体が悪魔ですから。雑誌も読んではいけない。新聞もテレビも」


──ひかりの輪と社会との距離は、今後もっと縮まっていくことになりますかね。公式サイトとかを見ると、あんまり悲観はしてないような印象を受けますけど。


「少なくともメディアには変化の兆しがありますし、先ほど申し上げた書籍の発表という機会もいただきましたから、われわれの活動に理解を示してくださる方は増えていると感じています。やはり時間はかかるでしょうけれど、決して悲観してはならないと。なぜなら、オウムは社会を悲観してああなってしまったからです。それはやっぱりよくないことで、現実の社会は神でも悪魔でもない。捨てる神あれば拾う神ありと言いますが、そこは拾う神のお力をお借りして、少しずつ状況を変えていくことができたらと思っています」
(7月中旬に収録)


(『北方ジャーナル』編集部転載許可済)


もも 2013/03/25(Mon)11:56:28 編集
» 元オウム最高幹部・現ひかりの輪代表上祐氏インタビューのポイントと注釈その1
ポイント1.
「いや、上層部の人間は、内心で半分ぐらいは『これでいいんだろうか』と思っているでしょう。しかしもう半分のところで『やはり麻原帰依で行くしかない』と考えている」(注1)

ポイント2.
「当人の内面にある劣等感を、逆によいこととして讃える。30歳代の婚期を逃がした女性に『結婚よりも出家のほうが功徳がある』などと言うのは、宗教の1つのテクニックです」(注2)

ポイント3.
「そう。敗者が勝者になる。これが宗教にバチッと嵌まるのは、現代の競争社会がいわゆる〝負け組〟を無秩序に輩出しているからですよ。社会の要因が半分、受け皿としての宗教の問題が半分。これはアレフだけを批判しても解決しないところではありますね。で、アレフの場合は先ほどのようなアメの後に、ムチも用意しています。『目覚めた以上、修行を積まないと高い世界に行けない』と。もし実社会でうだつの上がらなかった人とかがこの修行で評価されてしまうと、かなりマインドコントロールが完成しますよ。『この団体は修行に熱心な自分を評価してくれる、それにひきかえ職場は、家族は、社会は何なんだ』と」(注3)

注1.
創価学会専従職員らも同様でしょう。
「もうここまで来たら池田先生一本で行くしかない。今更、宗門には戻れないし・・・」とね。
とても貴重で重要な証言を最近聞きました。
40年以上学会活動に邁進し数年前に脱会した方の
証言です。
「当時は(破門の頃) 先生(池田)と日顕上人との個人的な言い争いでそのうちいつか仲直りするだろうと相当数の人が思っていた」

注2.
昨年、2組の離婚がありました。共通するのは奥様が狂信的な婦人部活動家でご主人は未入信または未活。奥様はそんなご主人の悪口を吹聴していました。積年の思いが爆発しご主人は離婚を決意し家を出ました。まさかの展開に呆然とする彼女らに白ゆり長の◎チ◎ガ◎女が言い放った言葉は
「そんな男と離婚で出来てあなたは幸せよ良かったわよ。嫌な男と一緒にいるよりも身軽になってこれで活動に専念できるわね」

注3.
狂信的な学会員らは馬鹿げた選民意識に固執しています。もう手の施しようがないくらいに。
ある大学生が叫んでおりました。
「就職も決まらない卒業も出来ない。こんな世の中は間違っている!僕が広布の先頭に立ちこの世の中を変えてみせる!」現在28才の某大学生の決意表明より。

おまけ

今は閉鎖されてしまったとてもディープな
創大卒女史のブログで語られていたエピソードを紹介いたします。
風俗店(泡姫)に勤務している学会員が創価大卒の
本部職員(女性)に今の仕事の悩みを相談したところ返ってきた言葉は、

「今いるところで頑張らないでどうするの?」

この台詞を笑えた「あなた」
まだ救いがあります。覚醒の余地ありです。

「そうよ、そうよ、その通りよ」と頷いた
あなた。かなり重症です。創価脳に支配されています。光明寺博士にお願いして脳移植、または良心回路を移植して貰って下さい。あなたのような人間が何食わぬ顔して街を歩いているのはゾンビよりも恐ろしいことです。(一同大笑い)

★その2につづく★

もも 2013/03/25(Mon)23:31:29 編集
» お花見ついでに裁判の傍聴などはいかがでしょうか?
MASAYAこと倉渕透グループを考える会HPより。

2013年3月26日東京地裁
【Tosh1ら管人】対【MASAYA・守谷香ほか】
損害賠償請求訴訟・第12回口頭弁論
月日 曜日 時間 内容 法廷 事件 備考

3月26日 火 10:00~ 口頭弁論
東京地裁712号法廷 Toshiの破産管財人が
守谷香ほか(株)ホームオブハートとその幹部に
損害賠償を求めた事件

注記
法廷は誰でも傍聴できます。

被告は以下の通りです。

株式会社ホームオブハート
株式会社フィールド(旧称、株式会社ヒーリングワールド)
MASAYA こと 倉渕透
WANKU こと 守谷香 
Kadarishi こと 加田順子
マケネーダ こと 牧枝かおる
Imigrashi ないし ジーラ こと 根岸由美

より詳しい情報はホームページをご覧下さい。
MASAYAこと倉渕透グループ問題を考える会
http://htp.cocolog-nifty.com/blog/

東京高裁は皇居の目の前、日比谷公園も近いです。
裁判傍聴後、満開の桜を見ながらお友達とランチや
お茶を楽しむことも出来ます。高裁地下食堂の安くて美味しい定食もお勧めです。今日は天気も良いので裁判傍聴してちょっぴり知的になった気分で
都心でお花見などはいかがでしょうか?

旧ホームオブハートの問題はリンク先の
MASAYAこと倉渕透グループを考える会HPに詳しく

★MASAYAこと倉渕透グループを考える会HP★

http://www.htphtp.com/
里芋 2013/03/26(Tue)07:40:09 編集
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
4 5
7 8 9 10 11 12 13
14 15 17 18 19 20
22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
本名:髙倉良一(たかくらりょういち)
性別:
男性
職業:
大学教員
趣味:
思索と散歩と映画鑑賞
自己紹介:
HN:希望
大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。
最新コメント
[04/15 live draw hk siang]
[03/11 スズキタカ]
[02/25 betting]
[01/05 日本侵略の朝鮮人工作:朝鮮人成太作池田創価]
[12/14 酒井實]
フリーエリア
最新トラックバック
バーコード
ブログ内検索
P R
アクセス解析
カウンター

Copyright © [ 白バラ通信 パンドラの箱 ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート and ブログアクセスアップ
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]