「創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その204」でご紹介した裁判の模様の続きを掲載致します。
生田先生の主尋問終了後になされた創価学会の弁護士の方々からの反対尋問は、とても少なかったので、これにも驚きました。傍聴された方もびっくりされたようです。
しかも、訴訟代理人の尋問は、「準備書面を書いたのは、あなたでしょう。」というような内容が中心でした。
準備書面は、代理人である弁護士が作成するものです。私の訴訟代理人である生田暉雄先生を前にして、本来、弁護士が作成する文書を、「あなたが書いたのでしょう。」と質問されたのです。この質問にはあきれました。
とともに、このような質問をされる弁護士が、創価学会の顧問弁護士であるならば、いかなる意味に置いても創価学会には未来はないと確信しました。
事前の打ち合わせでは、相手方の尋問が終わったら、再度、生田先生が尋問をされることになっていました。
ところが、生田先生は「ありません。」と言われたので、これにも驚きました。
その後、相手方の弁護士の方々は、本日で結審するようにと主張されました。
しかし、裁判官は、この主張を認めませんでした。そして、最終準備書面を提出するようにと言われました。そこで、3月13日までに、生田先生が最終準備書面を提出することになりました。
山本哲也創価学会副会長の訴訟代理人の方々は、最終準備書面は提出しないと言われました。この相手方の意見にも、私はびっくりしました。
裁判終了後に、私は、生田先生に「私の証言はいかがだったでしょうか。」と質問しました。すると、生田先生は「上出来です。」と言われました。生田先生から褒められると嬉しいものだと感じました。
東京地方裁判所を出る際に、私は出口を間違えました。エレベーターの所まで引き返すと、先ほどまで法廷におられた山本哲也創価学会副会長の訴訟代理人弁護士の方々と出会いました。人数は8名でした。傍聴席にも創価学会の弁護士の方々がおられたようです。これだけの方々が、裁判に関わっておられることに驚きました。
不思議なことに、山本哲也創価学会副会長の姿はありませんでした。
高松に戻ってから、生田先生に「8人も弁護士さんがおられました。」と申し上げたところ、生田先生は「いつも、それぐらい来られています。」と言われました。
この日の裁判は、まさに驚きの連続でした。実は、もっとびっくりしたことがありました。
しかし、訴訟戦術上、その内容を明らかにすることはできません。
驚きの連続であったにも関わらず、無事に、裁判を終了することができたのは、私を叱咤激励されておられる皆様方のおかげです。心より厚く感謝申し上げます。
これからも多額の裁判費用がかかります。ご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
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大変遅くなりましたが、2015年1月30日午前11時から、東京地方裁判所631号法廷で行われた裁判の模様をご報告させて頂きます。裁判の感想を一言で述べるならば、まさに驚きの連続でした。
この裁判は、山本哲也創価学会副会長が、私を名誉棄損で訴えている裁判です。
この日、東京では雪が降りました。そのため交通機関に乱れが生じました
しかし、幸いにも開廷の15分前に、東京地方裁判所の控室に到着することができました。
その控室で、訴訟代理人弁護士の生田暉雄先生から告げられた事柄に、私は驚愕しました。まさに、驚天動地とは、このような心境を意味するのだと感じました。
入廷すると、傍聴席に、貧相な身なりをした男性が一人ぽつねんと座っておられました。なぜ、こんな人が傍聴に来ているのだろうと不思議に感じました。ちらりと見たら、山本哲也創価学会副会長でしたので、とても驚きました。
原告席には、創価学会の弁護士の方々5人が着席しておられました。なぜ、訴えた本人が原告席ではなく傍聴席に座っておられたのでしょうか。この裁判が、山本哲也創価学会副会長本人の意思に基づくものではないことを示すために、原告席ではなく傍聴席に座っておられたのかもしれません。
普通、名誉棄損の裁判では、名誉を毀損されたとして訴えた原告が証言をするものです。
しかし、原告の訴訟代理人の方々は、山本哲也創価学会副会長を証人とすることに反対されました。生田先生も、「山本さんは、裁判には来ないでしょう。」と言われていましたので、私はびっくりしました。
尋問が始まる直前に、相手方の弁護士が、1月27日に私が提出した電話の反訳記録と陳述書を、本日の尋問では使わないようにと主張されました。日付が違うだけで、重複したものもあると指摘されました。
私は、少し困ったなと思いました。私が準備していた質問項目は、1月27日に提出した文書に基づいたものだったからです。
生田先生は、相手方の主張に同意されました。おそらく、山本哲也創価学会副会長の訴訟代理人の方々は、「しめしめ」と思われたことでしょう。先制攻撃に成功したと感じられたことでしょう。
生田先生は、私に対する本人尋問では、事前の打ち合わせとは全く異なる質問をされました。私は本当にびっくりしました。
しかも、主尋問の最後に、生田先生は打ち合わせとは違う質問をされました。
私は、内心、本当に驚きました。しかしながら、落ち着いた口調で証言をしました。
「ご承知のように、英米法では、訴訟活動中の発言については、一切、名誉棄損とはならないとされています。
しかし、ご承知のように、日本の最高裁判所の判決には、尋問中の発言を名誉棄損としたものもあります。
ところが、今回の裁判で問題とされているのは裁判の訴状です。
しかも、第三者(和田公雄元創価学会海外相談部長)に対する損害賠償請求訴訟の訴状の記載を、山本哲也創価学会副会長の訴訟代理人である創価学会の弁護士の方々が、勝手に要約した上で、その要約の内容が名誉棄損になるとして損害賠償請求をされました。
これは、単なる名誉棄損、すなわち、表現の自由に関する問題ではありません。裁判を受ける権利を侵害するものです。裁判自体は、公開の法廷でなされることが大原則です。訴訟活動中の尋問を名誉棄損とするのではなく、訴状自体を名誉棄損とする訴訟は、日本国憲法で保障されている裁判を受ける権利を侵害するものです。
かつて、創価学会は、池田大作創価学会名誉会長の女性スキャンダルに関する裁判で、相手方の損害賠償請求訴訟は、訴権の濫用であると主張されたことがありました。
今回の訴訟は、訴状の記載そのものを問題とするものです。極めて優秀な創価学会の弁護士の方々が、なぜ、このような訴訟の代理人となっておられるのか、私には全く理解できません。
もし、この裁判のことを日本国民が知ったならば、創価学会は、基本的人権である裁判を受ける権利を侵害する団体であるとして大問題となるはずです。宗教法人の解散命令が出されるための有力な証拠となります。
なぜ、聖教新聞で、連日のように世界中から称賛されていると報じられ、名誉博士号や名誉称号受賞の記事が掲載されている池田大作創価学会名誉会長が手塩にかけて育成された極めて優秀な弁護士の方々が、このような訴訟の代理人となっておられるのか、本当に不思議でなりません。」と述べました。
この発言の最中、裁判官全員が一斉にメモを取られました。私は、その姿に感銘を受けました。
つづく
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とても忙しい日々が続き、ブログ更新が滞ってしまいました。ご心配をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。私は元気一杯です。ご安心下さい。
簡潔に、最近の裁判の状況をお知らせします。
1月30日に、東京地方裁判所の631号法廷で、私に対する尋問が行われました。近日中に、その詳細をご報告致します。
ちょうどこの日に、東京高等裁判所の書記官から、生田法律事務所に電話が架かってきました。書記官は、「即時抗告申立の理由書を出すのですか、それとも提出しないのですか?」と言われたとのことです。
そこで、2月2日に、生田先生は即時抗告申立の理由書を提出されました。
判決期日が延期された裁判に関しては、2月10日に、東京地方裁判所民事第12部に弁論再開願い書を提出しました。
この再会願い書には、和田公雄元創価学会海外相談部長の行動を調査した探偵社の報告書も添付しました。
探偵社の調査には、かなりの費用を要しました。しかし、とても丁寧で、かつ、誠実な行動調査を行って下さいました。本当にありがたい限りです。
この調査では、実に興味深い事実が判明しました。後日、ブログでご紹介させて頂きます。
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「創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その201」でご案内致しましたように、明日1月30日(金)の午前11時から、東京地方裁判所の631号法廷で、山本哲也創価学会副会長が私を名誉棄損で訴えている裁判が行われます。
今回の裁判では、私の本人尋問がなされます。私の訴訟代理人弁護士の生田暉雄先生は、おそらく、山本哲也創価学会副会長は出廷されないだろうと言われました。
天気予報では、明日の東京は雪が降るようです。一人でも多くの方々が傍聴にお越し頂ければ幸いです。お足元が悪くなりそうですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、天木直人氏のブログは閲覧可能です。安心しました。私のパソコンの調子が悪かったせいのようです。お騒がせして誠に申し訳ございません。
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山本哲也創価学会副会長が私を訴えている裁判が、1月30日(金)の午前11時より、東京地方裁判所の631号法廷で行われます。
この日は、私に対する尋問が行われますので、私の訴訟代理人弁護士の生田暉雄先生とともに出廷します。
原告である山本哲也創価学会副会長は、本人尋問を拒否されました。名誉を毀損されたと訴えた原告が、自らの尋問を拒否するとは異例なことです。
山本哲也創価学会副会長は、正木正明創価学会理事長の片腕とのことです。当日、山本哲也副会長が法廷に来られるかどうか、興味津々です。
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大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。