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「永遠の命と思って夢を持ち、今日限りの命と思って生きるんだ。」

 ありがとうございます。ようこそ、「白バラ通信 パンドラの箱」にお越し下さいました。

【管理人自己紹介】
本 名:髙倉良一(たかくらりょういち)
性 別:男性
出生地:鹿児島市
職 業:大学教員
趣 味:思索と散歩と映画鑑賞
習い事:書道とヨガと水彩画
資 格:温熱刺激療法イトオテルミー療術師
   マインドマップ・アドバイザー(申請中)
座右の銘:「賢聖は罵詈して試みるなるべし」(日蓮の言葉)
     「永遠の命と思って夢を持ち、今日限りの命と思って生きるんだ。」
     “Dream as if you’ll live forever. Live as if you’ll die today.”
                  (ジェームズ・ディーンの言葉)

 さて、人類にとって希望は存在しているかと問われたら、あなたは、どのように答えられますか?

 かつて私は、希望は存在しないと考えたことがあります。
 これまでの歴史において、人間の尊厳を守る社会を実現しようとして、どれ程多くの人々が殺されたことでしょうか。にもかかわらず、21世紀を迎えた現在でも、夥しい人々が戦乱や自然災害による飢餓で苦しんでいるからです。

 しかし、私は、希望は存在すると考えるようになりました。

 なぜならば、絶望的な状況の中で、人間の尊厳を実現すべく、真剣に生き、かつ、殺された方々に対して、希望が存在しないと考えることは、失礼であり傲慢の極みだと考えるようになったからです。

 そして、このような状況の中でも、希望を実現すべく真剣に生きておられる方々が存在しているということ自体が、人類にとって希望が存在している証拠だと思うようになりました。

 このブログでは、人間ばかりではなく、地球環境そのものを大切にしようと世界各地で奮闘しておられる方々と連帯すべく、私のささやかな思索と実践を綴って参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 将来、このブログは、大幅に加筆修正を加えた上で出版しようと考えています。その際、皆様方から寄せられたコメントを掲載することは致しません。どうか、安心して、気軽に、そして、自由にコメントを投稿して頂ければ幸いです。

 ただし、ブログの本文の中で、コメントの一部を学術論文の引用形式で取り上げた場合に限り、掲載させて頂くことがあるかもしれません。

 それから、ハンドルネームを明記されない方からのコメント投稿はお断り致します。もし、「NONAME」でコメントを投稿された場合には、大変残念ですが非公開とさせて頂きます。
 
 コメントをされる際には、相手方の名誉を棄損したり、侮辱するような表現がないように熟慮なさいますように心よりお願い申し上げます。
 
 また、このブログを潰そうとの意図や、ブログの流れを歪曲しようとの目的で投稿されたコメントに対しては、「挑発」されることがないようにお願い申し上げます。

 なお、品位を書くようなコメントは速やかに削除させて頂きます。

 では、ブログの本文をご覧になる前に、まず、2011年2月26日に掲載した
「闘争宣言」をご参照下さいますようお願い申し上げます。

2011年2月26日に、全日本法教育研究会創設準備委員会が「日本の根幹としての法教育の基礎とは何か」とのテーマで開催した講演会とシンポジウムの模様は、以下の岩上チャンネルで視聴することができます。

私の「闘争宣言」をご覧になられたら、つぎに、「創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その3」に掲載されている訴状をお読みになられて下さい。
それから、この講演会とシンポジウムの動画をご覧下さい。私は、講演会の部で司会を担当しています。

なお、しばらくして都合によりURLが変更となる場合がありますのでご注意下さい。

  前半(休憩前) http://www.ustream.tv/recorded/12946888

  後半(休憩後) http://www.ustream.tv/recorded/12949008

講演会の講師とシンポジストは、三井環氏(元大阪高検公安部長)、天木直人氏(元駐レバノン日本国特命全権大使)、仙波敏郎氏(元愛媛県警巡査部長、元阿久根市副市長)、生田暉雄氏(元大阪高裁判事、現弁護士)です。竹原信一氏(元阿久根市長)も飛び入り参加されました。

三井環氏は、検察庁の裏金作りの実態を、テレビで実名告発しようとした寸前に口封じのために逮捕された方です。

天木直人氏は、小泉内閣のイラク戦争支持に反対する公電を2回打った結果、外務省から実質的な解雇処分をされた方です。

仙波敏郎氏は、警察の裏金作りを実名で告発し、その後の圧力に屈することなく職務を全うされた方です。

生田暉雄氏は、最高裁判所の裏金作りの問題を追及されておられる方です。私が、創価学会池田カルト一派を訴えた裁判の代理人でもあります。

この講演とシンポジウムの紹介記事が、元外交官の天木直人氏のブログに掲載されました。ブログのアドレスは、下記の通りです。

http://www.amakiblog.com/archives/2011/02/23/#001838

それから、創価学会に関する事柄が原因で、家族間で紛争が生じている場合には、その相談に応じます。メールで、その詳細をご連絡下さい。

私には、創価学会池田カルト一派の脅迫に屈しない優秀な弁護団もついております。法的な対処法などについては、弁護士の皆さんをご紹介致します。


 当サイトはリンクフリーですが、その際には、下記のアドレスまでご連絡下さい。
 また、個別にご連絡されたいことがございましたら、同じアドレスにメールなさって下さい。


     r08091016@yahoo.co.jp

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津村信一氏による大江戸仏教瓦版の続きを掲載致します。

 


     記


 またどんな仏様にも物事の道理である〃是処〃と、非道理である〃非処〃を極め尽くす智慧があり、その能力が〃〃です。仏様には〃如来十力〃という特殊な十の能力がありますが、その中でも真っ先に出てくる能力です。我々が法を本尊(法本尊)として礼拝することは、この能力を体得して問題解決の筋道がつけられるようになったり、それが早くなることです。何事につけ、道理的な解決法が身についていく。迷ったり、不必要に動揺しなくなるのです。いちいち絵像の阿弥陀仏や観音菩薩のような人を本尊としたもの()にお願いして、解決してもらう必要がなくなるのです。不動明王も大日如来もいりません。己自身が法を体得し、全てを道理的に解決していく。だから即身成仏というのです。


「しかしお釈迦さんや阿弥陀仏と違って、我々は三世を知ることはできませんが」


ーー大いに結構。なぜなら法華経は、現世を正しくしく生きるための経典です。過去世など知らなくても、現世一代で過去世から続く悪業を全て断絶させてしまうことができる。たとえ過去無量劫の業があっても、それらは全て現在の2メートル足らずのこの身に集中しているんです。現世の自分が幸せになれば、鬱陶しい過去はどうでもいいでしょう。


 それでも過去世を知りたいなら、催眠療法を受ける方法があります。ベテランの催眠療法家のもとに行き、催眠術を掛けてもらうんです。先生が、はい、あなたは今3歳ですよ。お母さんはどうしてますかと尋ねると、40歳の男性が本当に幼児言葉で答えるんです。そうして次第に過去にさかのぼっていく。それで過去世に何があったか知ることができます。ただしあんまり勧めません。


「それはどういった理由ですか」


ーー過去世のストレスに行き当たるんですよ。例えばそのときに悩まされていた病気が、現世で復活することがあります。過去世で投薬やリハビリに励んで治していたけれども、不用意に催眠療法で過去世を探ったからこそ、その記憶が蘇り、現世でその病が復活するんです。また投薬やリハビリでお金と時間を費やすことになる。そんなわけで、誰にでも勧められるわけじゃない。     


 面白いことに〃縁続の因縁〃というものがあります。例えば過去世に理不尽な苛めを受け続けてきた。どうしても復讐したいと考えていたが、しかし当時の人生では叶わなかった。自分は生まれ変わっているにもかかわらず、相手は罪を得ているから、なかなか生まれ変われずにいる。それこそ三代を経て生まれ変わってくることになる。もちろん双方共に過去のことは覚えていませんよ。ところがある晩、過去世で苛めていた怨敵が缶ビール片手にふらふらと車道に飛び出してきた。それをあなたが轢いてしまったが、縁者がいないので無縁仏の処理になったら、なかなかの結末じゃありませんか。だから『復讐するは我にあり』なんて考える必要はない。自分が正しければ、相手は自滅していくようになっているんです。それこそ法華経で祈れば、現世で怨敵が崩壊する結果を見ることができるでしょう。選挙で敗北を続ける創価学会が好い例です。もう特級呪物に祟られているんですね。いや、〃特級呪仏〃と言うべきか。


     つづく




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 これまで義捐金を振り込まれた皆様方には、心より厚く御礼申し上げます。皆様方からの義捐金の振り込み通知が届く度に、私は涙が込み上げて参ります。ありがたい限りです。
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 なお、義捐金の収支に関しては、裁判がすべて終了した時点で明らかにさせて頂きます。

大江戸仏教瓦版 その3


 


津村信一氏による大江戸仏教瓦版の続きを掲載致します。


 


         記


 ではもっと卑近な例を挙げましょう。今日は可燃物収拾の日です。そんな時に不燃物を出して知らん顔したらどうなります。収拾する人も家の前のゴミ捨て場を掃除する人も、面白くないでしょう。しかし違反する人は無頓着で、不燃物の日に可燃物を平気な顔で出すんですよ。そんなことが続いたら、お掃除する人だけじゃなくて、近所の人も面白くないでしょう。だから違反したら、気づいた人がその家に可燃ゴミも不燃ゴミも投げ入れるようになる。そしてゴミ屋敷になって、家にカビが生えてしまった。では、それはいったい誰が悪いんでしょうか。もとはみんな非常識なゴミ捨てをした人が悪いんでしょう。たとえ裁判で勝っても、自己の非は責められますよね。思うほどの賠償は得られません。


  さて、人は右、車は左は国法です。仏教では王法と表現します。非常識なゴミ捨てに対する制裁は世間法です。だから「若有悩乱者。頭破作七分」は、仏法の道理に迷う人は、目に見える形で国法や世間法の道理に背き、不幸になるということです。仏法は国法や世間法と違って目に見えません。電気と同じように過った使い方をしたら感電し、場合によっては死んでしまうのです。


「例えば三歳の子供がマッチで火遊びし、家も自分も焼いて死んでしまうのは世間法でしょうか」


ーーそうです。世間法になります。仏教では人間の精神面を〃心識〃といいますが、それが未だ発達していないので、自分にとって苦(害)か、楽(利益)か、あるいはどちらでもない(捨)の判断ができない。だから家も自分も焼いて死んでしまうんです。目に見えないから、知らないからといっても、国法や世間法は存在しているのです。仏法もそれと同じですが、一般人は容易に知ることができないから、苦悩を抱えて悶々とする。だから仏は透徹した智慧によって道理と非道理を見極め、法を説くのです。それが仏法です。


「裁判は弁護人と検察でずっと道理・非道理のせめぎあいが続くんですが、目に見えない仏法では、それをどのように解決するんでしょうか」


ーー何も難しく考える必要はありませんよ。正しい教えを正しく修行すれば、道理的に解決するようになるのです。朝夕法華経で唱える第十六章如来寿量品に説かれてあります。


 


     どうしても仏にお目にかかりたいと思い、


     命さえ惜しまなくなる。


     その時に私と多くの僧は


     倶に霊鷲山に出てくるのである。


     私はこのように語る。


 


  我自語衆生から仏の説法が始まります。説法の内容は、礼拝する当人がもっとも悩んでいるストレスの対処法です。だから現実世界で、目に見える形で、道理に則った正しい解決が出てくるのです。日蓮聖人は『白米一俵御書』の中で、次のように語っています。


 


 若し深く世法を識らば、即ちこれ仏法なり。


 やがて世間の法が仏法の全体と釈せられて候。


 


 この文の〃識らば〃ですが、識るは単に知ると違って、深い認識の上に成り立つ言葉です。それには物事の道理と非道理を明確に立て分けできなければなりません。仏法という法則は道理と非道理を峻別し、厳格な境界を置くことです。道理を、非道理をといいます。


  日蓮聖人は法と非法・破法は左右の定まれる法として、法に対しては『有供養者。福過十号』と置き、非法・破法に対しては『若有悩乱者。頭破作七分』とめたわけです。


      つづく




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大江戸仏教瓦版 その3


 


津村信一氏による大江戸仏教瓦版の続きを掲載致します。


 


         記


 ではもっと卑近な例を挙げましょう。今日は可燃物収拾の日です。そんな時に不燃物を出して知らん顔したらどうなります。収拾する人も家の前のゴミ捨て場を掃除する人も、面白くないでしょう。しかし違反する人は無頓着で、不燃物の日に可燃物を平気な顔で出すんですよ。そんなことが続いたら、お掃除する人だけじゃなくて、近所の人も面白くないでしょう。だから違反したら、気づいた人がその家に可燃ゴミも不燃ゴミも投げ入れるようになる。そしてゴミ屋敷になって、家にカビが生えてしまった。では、それはいったい誰が悪いんでしょうか。もとはみんな非常識なゴミ捨てをした人が悪いんでしょう。たとえ裁判で勝っても、自己の非は責められますよね。思うほどの賠償は得られません。


  さて、人は右、車は左は国法です。仏教では王法と表現します。非常識なゴミ捨てに対する制裁は世間法です。だから「若有悩乱者。頭破作七分」は、仏法の道理に迷う人は、目に見える形で国法や世間法の道理に背き、不幸になるということです。仏法は国法や世間法と違って目に見えません。電気と同じように過った使い方をしたら感電し、場合によっては死んでしまうのです。


「例えば三歳の子供がマッチで火遊びし、家も自分も焼いて死んでしまうのは世間法でしょうか」


ーーそうです。世間法になります。仏教では人間の精神面を〃心識〃といいますが、それが未だ発達していないので、自分にとって苦(害)か、楽(利益)か、あるいはどちらでもない(捨)の判断ができない。だから家も自分も焼いて死んでしまうんです。目に見えないから、知らないからといっても、国法や世間法は存在しているのです。仏法もそれと同じですが、一般人は容易に知ることができないから、苦悩を抱えて悶々とする。だから仏は透徹した智慧によって道理と非道理を見極め、法を説くのです。それが仏法です。


「裁判は弁護人と検察でずっと道理・非道理のせめぎあいが続くんですが、目に見えない仏法では、それをどのように解決するんでしょうか」


ーー何も難しく考える必要はありませんよ。正しい教えを正しく修行すれば、道理的に解決するようになるのです。朝夕法華経で唱える第十六章如来寿量品に説かれてあります。


 


     どうしても仏にお目にかかりたいと思い、


     命さえ惜しまなくなる。


     その時に私と多くの僧は


     倶に霊鷲山に出てくるのである。


     私はこのように語る。


 


  我自語衆生から仏の説法が始まります。説法の内容は、礼拝する当人がもっとも悩んでいるストレスの対処法です。だから現実世界で、目に見える形で、道理に則った正しい解決が出てくるのです。日蓮聖人は『白米一俵御書』の中で、次のように語っています。


 


 若し深く世法を識らば、即ちこれ仏法なり。


 やがて世間の法が仏法の全体と釈せられて候。


 


 この文の〃識らば〃ですが、識るは単に知ると違って、深い認識の上に成り立つ言葉です。それには物事の道理と非道理を明確に立て分けできなければなりません。仏法という法則は道理と非道理を峻別し、厳格な境界を置くことです。道理を、非道理をといいます。


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                            記


 日蓮聖人の曼荼羅は法本尊です。阿弥陀仏や観音菩薩と違って、人を本尊として礼拝する〃人本尊〃ではない。人本尊は阿弥陀仏にしても薬師如来にしても、寿命があります。真言宗の曼荼羅には胎蔵界と金剛界の二種類の曼荼羅がありますが、どれも仏・菩薩・明王等の絵曼荼羅だから、人本尊です。重力や斥力といった永続する法則が具わっていないから、永遠ではない。彼等の説く時間も空間も限定的です。


「つまり寿命のある人本尊に、永遠の時間と空間を託すことはできないわけですか」


ーーそうです。十字架上のイエス像に十戒全てを刻むことはできないでしょう。しかも彼は十字架刑のさなか、ユダヤ人大衆から『もしお前が神の子なら、十字架を外して下りてこい。それなら信じてやる』と言われた。しかしイエスは『エリ、エリ、レマ、サバクタニ(我が神よ、どうして私を見捨てられたのか)』と言って死んでしまった。つまり彼自身が説く神には、時間も空間も超えることができなかった。そんな人本尊に自分の死後の生命が救えますか。それに帰依して自分の全身全霊を託していいものでしょうか。よく考えてください。


「この世の境を超えてあの世に赴くとき、どんな者が自分を待っているんでしょうかね」


ーー今は末法だから、人本尊では全く救えない。日蓮聖人はそれがよく分かったから、仏像や菩薩像は一切造らなかった。


「弟子や信徒が釈迦如来像や法華経の四菩薩像を造りましたが」


ーーそれは方便として認めたわけです。聖人在世当時は念仏全盛期でしたから、多くの人が阿弥陀像を造り、その脇侍の観音や勢至などの菩薩像も造っていた。そういう世の雰囲気に抗して釈迦如来や法華経の四菩薩の像を造像するのは、なかなか殊勝な心がけであると思った。だからいちおう承認したのです。


 さて、法というのは真理・存在の他に、法則の義があります。我々人間が生活するには、どうしても法則、つまり法が必要になります。


  例えば『人は右、車は左』というものがあります。なぜそんな決まり事を定めるんでしょうか。


「そりゃあお互い事故なく、安全に道路を歩くためでしょう。公共の安定に絶対必要です」


ーーそうです。法は人を守るために存在するのです。でも酔っ払いが缶ビール片手に、人は右、車は左なんて誰が決めたんだ。しゃらくさい。俺が法律だ、俺が憲法だ、胡散臭いものは俺に通用せんとばかりふらふら左を歩いたら、どうなります。車に跳ね飛ばされるでしょう。ひき逃げされ、死んでしまうかもしれない。では、それはいったい誰が悪いんでしょうか。もちろんひき逃げ犯が悪いに決まってる。しかし酔っ払って気が大きくなり、ふらふら左を歩く人は悪くないのでしょうか。


「もちろん悪いに決まってますよ」


ーーだからそれが悩乱している証拠ですよ。その結果として頭破作七分、つまりひき逃げされたということです。要するに悩乱して物事の道理と非道理が分からなくなっている。だからふらふら左をさまよい歩き、自分の不利益を招いてしまう。そして不幸になるわけです。


        つづく


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本名:髙倉良一(たかくらりょういち)
性別:
男性
職業:
大学教員
趣味:
思索と散歩と映画鑑賞
自己紹介:
HN:希望
大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。
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