山本哲也創価学会副会長が、私を名誉棄損で訴えた東京地方裁判所の判決に対する陳述書の続きをご紹介致します。
陳述書 その7
佐々木氏の査問は、脅迫以外の何物でもありませんでした。
平成27年10月16日
住所 略
髙倉良一
判決の問題点
判決は、佐々木氏からの電話と査問に関して、「かかる架電及び査問の存在並びにその際の会話内容を客観的に裏付ける証拠はない」(判決書9頁23行目以下)と述べ,「仮に被告の上記陳述内容が真実であったとしても」(判決書9頁24行目),「原告,和田又はその関係者が,被告の言動を封殺するために被告又はその家族に対し危害を加えることまでをうかがわせるものではない。」(判決書10頁4行目以下)と判示しています。
この判決の問題点は、二つあります。
一つは、「客観的に裏付ける証拠はない」と述べている点です。
一つは、「仮に被告が内部情報を漏洩させたのであれば許さない旨を述べ,創価学会と対立する宗教の機関誌への投稿をしないよう勧告するほか,佐々木の居住するマンシヨン居室の購入を勧誘するなどしたもの」と認めながらも、具体的な根拠を明示することなく、「被告の言動を封殺するために被告又はその家族に対して危害を加えることまでをうかがわせるものではない。」との単なる推測を述べている点です。
日記の記載から明白な佐々木氏の電話と査問
今回、新たな証拠として提出した日記のコピーから、佐々木氏の電話と査問に関する記述を紹介します。下線が引いてある箇所と*は、日記本文の書き間違いなどを示しています。
以下の日記の記載から、佐々木氏の電話と査問が実際にあったことは明らかです。
「2007年12月28日(金)午後7時20分 雨
佐々木さんから急に話をしたいとの連絡があった。約3時間近く、学会のことを話したが、途中で、探りを入れてみると、2日前に、私のことで問い合わせを受けていたことが分かった。
婦人部の幹部は、和美さんが帰省していることも知っていたらしい。大阪のことも聞かれたとのことだ。
何と卑劣な宗教団体なのだろうか。佐々木さんは、当初、幹部が心配してと語っていた。しかし、心配であれば、直接、私の所に来ればと言うと佐々木さんも気が付いたようだ。
2008年1月9日(水) 午後5時53分 晴
昨日は、佐々木さんと数時間に渡って話した。その間、池田カルトのことを考えること自体、本当に馬鹿らしくなった。池田さんや学会学会のことを批判したり、和美さんを説得しようという感情を消失してしまった。この問題を卒業したと実感した。
昨夜は、こんな心境に到達したことが嬉しくなり、シャンパンで乾杯した。和美さんが、突然帰省してから2週間目に、池田カルトに対する様々な感情がふっ切れたのだ。
今日、この気持ちを野崎さんに話すと、これまでの告発者達は、本当の戦いをしていなかったからだと言われるた。竹入、矢野、山崎正友、原島という人々は、命懸けでやって来なかったから、こんな結果しか生じなかったと指摘された。
私も一成君も、殺されても良いという覚悟で行動して来た。本当にそのつもりで生きて来た。
その結果、野崎さんの言葉によれば、私は、本当に解放されたのだ。
中略
また、情報流出の件については、野崎さんから、私は灰色に留まって良かったと言われた。もし、黒だと断定されていたら大変だったと言われた。
私も、一成君も、人間として恥ずべき事柄は、何一つ行っていない。この一点で、私も一成君も、池田カルトの妄想集団を笑い飛ばすことが出来るのだ。
一成君は、携帯電話でブログを作ってなどいないのだから、池田カルトの手に、仮に、私の日記が渡り、徹底的に分析されても、調べれば調べる程、デマだということが明らかになるのだ。そして、逆に、こんな妄想を作り上げようとしている彼らの愚かさが証明されるのだ。
午後6時34分
2008年1月20日(日)午後10時25分 雪
先週の*木曜日に。佐々木さんから電話があり、2時間半近く「対話」をした。その直後、さすがに疲れを感じた。警察や検察の取り調べの厳しさにも想いを馳せた。
つづく
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これまで義捐金を振り込まれた皆様方には、心より厚く御礼申し上げます。皆様方からの義捐金の振り込み通知が届く度に、私は涙が込み上げて参ります。ありがたい限りです。
なお、義捐金の収支に関しては、裁判がすべて終了した時点で明らかにさせて頂きます。
池田大作は『虚栄は身を滅ぼす』と述べたはずである。
そのあなた方にとって師匠である言葉さえにも反し、組織会員さえも嘘で欺き、善人を装った仮面をかぶり続け生活していくのであろう。
矢野絢也氏の事例でわかる様に、家族まで身の危険をにおわす脅迫的発言を行い、集団的尾行行為を重ね、本人の言論の自由の封殺を強要した。
嘘つきの大嘘つきの幹部達。
平然と嘘をつく。
ここまで正反対の事を言ってのける人間はこれまで見たことはない。
私はあなた方の言う事は絶対に信用しません。
学会員よる尾行・見張り 最近は郵便物の盗難事件も
私は、〝創価学会による被害者の会〟発足時から事務を担当し、本年五月十六日、同会事務局長に就任しました。 私に対しては、〝被害者の会〟発足当時から創価学会員の尾行・見張りがついていましたが、この五月以来、それがいっそう露骨に、激しくなりました。
事務局の前には、いつもレンタカーに乗った男女が張り付いており、私が移動しますと、タクシーであろうと電車であろうと、必ず数名が尾行してきます。 私に対する尾行・張り込みは二十四時間行なわれますから、私のプライバシーが大幅に侵(おか)されていることはいうまでもありません。
私が外で人に会うと、今度はその人をも尾行します。つきまとい、写真を撮ったりするものですから、知人は驚きます。 また、事務所を訪ねてくる人も尾行されます。 事務所を訪ねてきた知人が、その状況を確認して、彼らの側(そば)に行って写真を撮り、 「何の用ですか。いい加減にしたらどうですか」 などと声をかけると、素早く逃げます。しかし、しばらくすると、またやって来るのです。 調べた結果、彼らが創価学会員であることが判明しました。
住所・氏名を公表することも考えましたが、そうすると、また別の人物が代わりにやって来るだけですから(新顔の尾行者を特定するには、また、時間と手間がかかりますので)、今しばらく様子を見ることにしました。
最近では、事務局の郵便受けから郵便物が盗まれる、という事件も発生しています。 発送者から、〝まだ着かないか〟と問い合わせがきて、郵便局に調査してもらうと、担当配達人が、〝確かにそのような郵便物を配達した〟と証言していますので、郵便受けから盗まれたとしか、考えられません。
以後、各方面には、書留か、宅急便で送ってくださるよう、連絡いたしました。 従来、創価学会批判を行なったジャーナリストや学者に対しては、尾行・張り込みがつき、家からゴミ置き場へゴミ袋を出すと、このゴミ袋が持ち去られたり、中を荒らされたりする等の出来事が続出しています。
創価学会と対立する立場の皆様に、今後、十分警戒されるよう、喚起(かんき)を促(うなが)したいと存じます。 これまで、そうした被害を受けたことがなかった、某宗教団体のNさんは、〝最近、家の前に見慣れない車が停車しており、こちらが移動すると尾行してくる〟と連絡してきました。Nさんは、駐車場に置いていた乗用車のタイヤに、五寸クギを打ち込まれたこともあります。
〝自由の砦〟に時折、投稿していた山崎正友氏は、厚木市に住んでいますが、〝自分は二十四時間監視されており、監視のためのアジトや専従者がいる〟と言っています。そして 〝たまに上京するため、小田急線東厚木駅に行くと、見慣れた顔の尾行者が必ずついてくる。東京に着くと、相模ナンバーの他にさらに数台の車と、十名近い人員で尾行と見張りがつく。急に振り返り、そばによると物陰に隠れたり、ビルに入ったりするが、とにかくしつこい〟 ということです。 これについても、車両ナンバーや逆追尾で、いずれも創価学会員信者ということが判明しています。
また、ジャーナリストの乙骨正生氏は、最近、車の窓ガラスを破られました。 少し前になりますが、ジャーナリストの段勲氏も、夜間、自宅の雨戸に生卵をぶつけられました。 それまで、何度か、ゴミを放り込まれたりしていたので、この時、即座に一一〇番通報したところ、間もなく容疑者が捕まりました。
犯人は、創価学会青年部幹部であり、警察の調べに対し、〝創価学会批判をする段氏が憎くてやった〟と供述したそうですが、背後関係については黙秘のままでした。 この男は、罰金刑に処せられました。
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大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。