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「永遠の命と思って夢を持ち、今日限りの命と思って生きるんだ。」

  和田公雄氏に対する損害賠償請求訴訟の裁判に関する準備書面(9)の前半をご紹介致します。

 

        記

 

平成25年(ワ)第390号 損害賠償請求事件

 

準 備 書 面 ⑼

 

原告   髙倉良一

被告   和田公雄

 

平成25年6月12日

 

           原告訴訟代理人

弁護士 生田暉雄

 

東京地方裁判所立川支部  御

 

 

原告が池田及び創価学会等から迫害を受ける真の理由

― 創価学会の違法選挙活動と髙倉事件は密接不離 ―

 

          

 

第1、はじめに

 

1、髙倉事件と、創価学会の違法選挙活動

 

髙倉良一が池田及び創価学会その他創価学会員から種々の不法行為を受け、それに対し、髙倉は現在、損害賠償請求中であるが、その髙倉事件は、創価学会の違法選挙活動と密接不離の関係にある。

 

創価学会は違法な選挙活動を学会ぐるみで大々的にしている。そのため、学会の活動が外部に漏れることに非常に敏感であり、会員の日常の行動を学会において把握し、違法な選挙活動が外部に漏れることを防いでいる。

 

そのため、学会員を強力に統制し、また学会員をマインド・コントロールする必要にかられている。

 

創価学会は髙倉が反学会活動をし、学会情報を学会外に流しているのではないかと強い疑念を持った。また、熱心な婦人活動家を離脱させようとした。そのため、髙倉に対し、種々の違法行為を行ったのである。

 

それが即ち、要約すると5件の違法行為・不法行為である。①日記の奪取、②違法査問、③殺人予告、④拉致未遂、⑤離婚強要である。

 

良心的で誠実な創価学会員である髙倉に対する影に脅える創価学会の度外れた迫害である。

 

 2、日記中の池田カルト批判

 

原告の日記中、創価学会が池田カルト化していることや池田カルトに対しては相当批判的な言辞が見られる。その例を多少挙げれば、⑴平成18年5月11日、池田を打倒すること、それは情報戦が最も有効だと思う。池田カルトの真の姿を、全世界の人々の前に明らかにする。⑵平成19年1月10日、池田の本質を暴露し、池田カルト教団と化した現在の創価学会を崩壊させなければならない。等である。これは次のような理由によるものである。原告の妻和美は、原告髙倉良一の収入を考えることなく、創価学会に対する高額の寄附をする。

 

   妻和美は、度を越した池田創価学会の盲信的・熱狂的信者でもある。

 

   聖教新聞の一面大見出しに創価学会の記事が出ると大喜びし、一日機嫌が良いという人物である。

 

   池田からの和歌のメッセージがあると一刻も早く地区の人々に伝えに走り回るという人物でもある。

 

   原告髙倉良一は、日蓮仏法を信ずる者として、妻和美を池田カルト化した創価学会の呪縛に基づく盲信から救出しようとして、創価学会が池田カルトである旨の日記を書き、長男一成とともに妻を池田カルトから救出しようと努力しているものである。

 

しかしながら、原告の日記の記載中、被告池田の行為がカルト等である点については二番煎じで、別段新しい主張ではない。

 

例えば

「創価学会・公明党の解明」福島泰照著、展望社刊196912月、

「創価学会・公明党 池田王国の落日」中川義雄著、人間の科学社刊19912月、

「創価学会池田王国の崩壊」永島雪夫著、リム出版社刊19926月、

「虚飾の池田大作」中川義雄著、人間の科学社刊199312月、

「創価学会亡国論」幸福の科学広報部編、幸福の科学出版刊19952月、

「システムとしての創価学会・公明党」199910月、

「シンジケートとしての創価学会・公明党」199911月、

「カルトとしての創価学会、池田大作」200011月、いずれも古川利明著、第三書館刊、

「創価学会・公明党の犯罪白書」山崎正友著、第三書館刊20018月、

「池田大作の品格」小多仁伯著、日新報道刊200712月、

PART 池田大作の品格」同、20097月、

等である。

 

それにもかかわらず、原告が池田及び創価学会等被告らから厳しい迫害を受けるのはなぜなのだろうか。

 

 3、原告が創価学会等から迫害を受ける理由

 

推測するに、一つは、原告が創価学会の内部事情を学会外に流しているのではないかと疑われたこと。二つ目は、原告が創価学会の違法選挙を含めて創価学会の活動に異常な程熱心な妻和美に、創価学会は池田カルトであることを解らせて、創価学会の活動から手を引かせようとしたことが、池田や創価学会の逆鱗に触れたのである。

 

後に検討するように、創価学会は違法選挙活動が創価学会の活動として常態化しており、その創価学会の違法選挙活動を荷っているのは婦人部の会員である。

 

熱心な婦人会員を創価学会から離れさせることは、創価学会の存亡にかかわる重大事件だからである。

 

婦人会員を創価学会から離れさせようとする原告に対し、原告が国立大学の大学教授であることもあって、創価学会の内部情報を外部に流せば、婦人会員を創価学会から離れさせようとすれば、このような目にあいますよ!という、いわば「いけにえの子羊」に原告を仕立て上げたのが、本件髙倉事件である。

 

本件日記を一読すれば解ることであるが(一見は百聞に勝る)、日記の内容は池田カルトの原因を、読む者をして誰にでも理解可能なように順々と解き明かした書ではない。ただ創価学会が池田カルトであることを、随所に繰り返し主張しているだけである。

 

また、創価学会の違法選挙活動については、具体的な選挙活動に触れた記述は2007年7月26日に幹部の指示を書いているもの1箇所だけである。

 

妻和美に池田カルトから離れるように順々と解き明かした日記でもない。

 

表題に「髙倉親子奮闘記」とあるように、妻和美から学会活動を熱心にするように命じられる原告髙倉が、創価学会に関する外部の勉強会に出席し、自分も自分なりにやっていますよ、創価学会は池田カルトで力が入りません、貴方も早く池田カルトに気づきなさいよ、長男の一成も私と同意見ですよ、といった夫婦間のいわば甘えの書に過ぎないといえば酷論に過ぎようか、とさえ思われる日記に過ぎないものである。

 

 

第2、原告の日記に書かれた創価学会の選挙について

 

   原告の日記中の創価学会の選挙に関する記事は別段特別視するものは一切無い。

 

念のため、どのような記事であるか明らかにする。

 

 1、原告の日記中、創価学会の選挙に触れたところは、以下のとおりである。

 

  ⑴ 2007年4月9日(1頁、公明党の地方議員は民衆のために政治家になろうという良心的な人々である。しかし、池田の正体を見抜いた上で政治活動をしようと考えている人間はいないことだろう。)

 

⑵ 2007年4月10日(1頁、投票率が全国的に低下した。公明党の全員当選は、候補の絞り込みと、低投票率に支えられた虚像の勝利だ。)

 

⑶ 2007年4月11日(2頁、高松文化会館でも活動者会議に参加したこと。フライデーと、週刊現代の記事について。)

 

⑷ 2007年4月12日 憲法改正国民投票案の強行採決。

宗教貴族としての池田大作は、その責任が糾弾されなければならないこと。

 

⑸ 2007年4月23日 昨日の統一地方選挙で、公明党の候補は全員が当選したこと。

 

しかしながら、少なくとも高松市の公明党の獲得した票数からは、創価学会の限界がはっきりしたように思われること。

 

40人の当選者の中で、21位、22位、25位、31位、32位、33位で、合計得票数は17,930票に過ぎないこと。

 

投票率が50.76%だから、投票率が上がれば落選すること。

 

⑹ 2007年4月24日 聖教新聞の一面に大見出しで「全国が完勝、同志に感謝」等、書かれ、和美さんは大喜びであること。

 

池田先生からの和歌のメッセージを、和美さんは、少しでも早く伝えようと地区を朝から廻っていること。

 

和田さん、野崎さんに今回の選挙結果の分析を聞いたこと。

 

池田の本質を国民の大多数が見破る事態が生じることを願うのみであること。

 

⑺ 2007年5月13日 昨夜のニュースで公明党の太田代表が今回の参院選で勝たなければ日本は混乱するとファナティックな調子で演説していたこと。

 

今朝の新聞で、与党が過半数割れになれば政局が流動化すると報じられていたこと。

 

政局が流動化して困るのは池田に他ならないこと。

 

自公連立を崩壊させなければならないこと。

 

⑻ 2007年7月26日 四国池田会館で開催された地区部長会に出席したこと。

 

幹部が民主党を「仏敵」と断定していたこと。

 

話の内容は、創価学会が平和団体という仮面の下に独裁体制を目指していることを宣言したような演説であったこと。

以上

 

   以上のように、本件日記の内容は、良心的な創価学会員が創価学会の現状を憂え、現状を何とかしてほしいとの願いを込めて書かれたものであっても、池田カルトを止める以外の現状改革を具体的に述べたものでもない。

 

この程度のものでも池田や創価学会が創価学会の違法選挙活動について、脅えているのである。違法選挙活動の実態を次に述べることとする。

 

             つづく

 
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本名:髙倉良一(たかくらりょういち)
性別:
男性
職業:
大学教員
趣味:
思索と散歩と映画鑑賞
自己紹介:
HN:希望
大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。
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