私は、11月30日(月)の報道ステーションを視聴するまで、日本政府と東京都のコロナ重症者の発表基準が異なっていることを全く知りませんでした。
今回、福島原発の隣人様が、この件に関する詳細なコメントをお寄せ下さいました。心より厚く感謝申し上げます。
記
» ≪重症者の東京基準とは≫
小池東京都知事のコロナ感染対策
☆重症者の東京基準は、なぜか厚生労働省による全国基準とは異なっています。つまり、東京基準ではICU集中治療室に入室中でも、人口呼吸器かECMOをしていないと重症者に数えられないのです。≪※厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部 令和2年3月19日付事務連絡では、「重症者」とは、「集中治療室(ICU)等での管理又は人工呼吸器管理が必要な患者」のことである。≫としてICU入室患者を重症者として数え、東京を除いた全国の重症者数はこの厚生労働省の基準に従っています。重症者の東京基準は明らかにおかしいのです。大阪と東京を比較してみると、一目瞭然です。
☆大阪と東京を比較してみます。(11月30日時点での数字を基に計算しますが、これまでの累計と現時点の傾向はさほど違いはないと考えます。)
①感染者累計・・・大阪20273人 東京40939人
②現時点の重症者・・・大阪124人 東京70人
③死者累計・・・・・・大阪320人 東京488人
◎東京の重症者は大阪の重症者の56.45%、つまり東京の重症者は大阪の約半分なのに死者は1.525倍になっているのです。これは東京の重症者の基準が明らかにおかしいことを意味します。東京の重症者が死亡する割合は、大阪の重症者が死亡する割合と比較するとどうなるかを計算すると、約2.7倍となります。東京の重症者の死亡確率は全国の重症患者よりも約2.7倍も死亡する確率が高いのです。(※半分の患者で死者1.5倍だから、患者が半分の2倍になったら死者は3倍になるのは簡単な計算)東京で重症者と認定されたら他県の重症者より死亡確率が2.7倍も違う、いわば重篤者と認定されたと考えるべきなのかもしれません。
ちなみに、 全国基準(大阪)に当てはめてみた場合の東京の重症者数はどうなるのでしょう。東京都庁のホームページには都の基準の重症者だけでなく国の基準による重症者も参考として国に伝えてあるとしていますが、その数は残念ながら都のホームページにも厚生省のホームページにも掲載されていません。まあ小池さんの『内緒でお願いね』なんでしょう。 大阪の死者の倍率の1.525倍で東京の重症患者を考えてみますと、124×1.525=189.1 約189人が東京の重症患者ということになります。
◎東京の重症者は少なく表示されているのに、死者は多いということが何を意味しているかが重大な問題になります。それは、東京の重症者は他の全国の重症者よりも約2.7倍死ぬ可能性が高いということです。しかも、東京基準では重症者にカウントされない中等症とされた東京のICU患者も、ほかの自治体の重症患者同等のケースもあり、死ぬ可能性があるということを意味します。また、都庁のホームページでは軽症と中等症が合算された数字が表記されていますが、東京都の中等症は他の自治体の中等症とは全く異なり、ICUに入室した重症者の可能性もあるのです。
※コロナ第二波の歌舞伎町は全国蔓延の契機でした。小池都知事は、今回の第三波も国任せの、いい加減な対策コロナ対策に終始しています。菅政権は二階幹事長と一緒に進めてきた人の移動GOTOトラベルを止めようとしないどころか、赤羽国交大臣は今のコロナが酷い状況にも拘らず、GOTOを春のゴールデン・シーズンまで延期したいという始末です。こんな政府をあてにするなど東京の知事としてはありえない判断です。
現在のヨーロッパのコロナの大流行の原因は、夏のバカンス・シーズンでの人々の大移動であったとされています。人が移動したらコロナも拡散しながら移動するのは明らかです。東京からのGOTOの着だけでなく発も当然中止すべきでしょう。
☆ 東京の重症者基準がなぜ全国の基準と違い、住民の生命重視に反する基準になっているのか。それは東京がほかの全国の自治体と大きく違う要素があるからとしか考えられません。IOCのバッハ会長が帰った途端に感染者数が増えたことに大いに関係あるといえるでしょう。東京は安全ですよ!(小池女史の心の声)
※次回は、東京基準につきホームページに4つの理由がありますが、これは我田引水の類で、全く理由になっていないことを示したいと思います。
福島原発の隣人 2020/12/02(Wed)07:53:00 編集
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◎日本はヨーロッパやアメリカに比べコロナを抑え込んでいる、したがってGOTOも慎重に進めてよいなど、医療関係者がいくら医療崩壊の危機を叫んでも、菅政権は聞く耳を持たないようです。(※菅総理は二階幹事長を忖度し、官僚は≪俺の言う通りにしないと首を切ると》明言している菅総理を忖度する,のいわば負の連鎖ならぬ、忖度の連鎖の状態です。そうすると日本のコロナ対策は、日本旅行業会長である80歳過ぎの二階氏の主導でなされているということでしょうか。)(※先日、二階氏の意向を受け、国土強靱化計画が5年間延長になりました。二階氏が支える内閣強靱化は進んでいるようです。やはりGOTOも春先まで延長のようです。)
◎ 日本の状況はヨーロッパやアメリカの状況とは全く異なるので、状況把握のためには、近隣諸国であるアジアの状況を見るのが必須といえます。そこで、 ①アジアのコロナ状況はどうか。②それぞれの国が日本と同じ人口を持つとしたら、コロナの発生状況はどうなるか。を以下検討してみます。
☆1≪アジア地区のコロナ状況はどうでしょうか?≫(11月25日時点)
(感染者数) (死者数) (人口)
日本・・・ 137,735人・・・ 1,983人 ( 126,860千人)
中国・・・ 92,402人・・・ 4,742人 (1,433,784千人)
韓国・・・ 32,318人・・・ 515人 ( 51,225千人)
台湾・・・・ 623人・・・ 7人 ( 23,774千人)
ベトナム・・・ 1,321人・・・・ 35人 ( 96,462千人)
タイ・・・・・・ 3,942人・・・・ 60人 ( 69,626千人)
シンガポール・・ 58,190人・・・・ 28人( 5,804千人)
☆2 ≪では、各国が日本と同じ人口と仮定した場合、感染数・死者数はどうなるでしょう?≫
(感染者数) (死者数)
日本・・・ 137,735人・・・ 1,983人
中国・・・ 8,176人・・・ 420人
韓国・・・ 80,019人・・・ 1,275人
台湾・・・・ 3,324人・・・ 37人
ベトナム・・・ 1,741人・・・・ 46人(※人口は約1億人)
タイ・・・・・・ 7,182人・・・・ 109人
シンガポール・・ 1,284,973人・・・612人
※・以上の検討から、コロナ感染者に関し、アジアの各国が日本と同じ人口と仮定して比較した場合。日本は他のアジアの国々よりも、格段に感染者や死亡人数が多いことが分かります。これは日本のコロナ対策がアジアの諸国より明らかに劣っていることを示しています。繰り返しますが、日本のコロナ対策はアジアの諸国より明らかに劣っているのです。
・ヨーロッパのコロナ大流行の原因は、ヨーロッパ特有の夏のバカンスシーズンでの人々の大移動であるといわれています。したがって、日本のケースをヨーロッパと比較することは全くできません。まさに、日本のコロナ対策がアジアの諸国より劣っていることをしっかり自覚すべきなのです。
※※なお、シンガポールの感染者が多いですが、これについては以下のような理由があります。現在の一日当たりの感染者はだいたい一人になっています。
(●シンガポールは95%が移民労働者であり、ドミトリーや学生寮などの共同生活環境下で、4月以降一日に1000人を超える感染者が出ました。しかし8月22日以降は一日100人以下になり11月以降は一日一人の感染者となっています。)
・シンガポールでこのように劇的に感染者が減った理由として、日本とほぼ同様の入国制限や店舗制限のほか、注目すべき点として、店舗に入店する際に入り口にある店舗QRコードを携帯でスキャンするか、NRIC(国民登録番号)あるいは運転免許、または学生証などの身分証明書のバーコードをスキャンすることがあります。そうすれば、過去21日間の接触情報がアプリに表示され、濃厚接触者を割り出せるのです。
◇・アジアのしかも発展途上国と言われている国々は、コロナ対策をしっかりとった結果、それらの国ではほぼ平常の生活を送れるようになっています。しかしながら、日本は依然として、だらだらとした政策を継続している状況です。
・ 日本のGOTOはコロナ対策を早い時期にしっかりやってからの政策であるべきでした。現在のコロナ蔓延期におけるGOTOは、ヨーロッパのケースを全く学ぼうとしない愚策といえるでしょう。
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◇ 今回、日本政府・東京都は高齢者や基礎疾患の方は移動自粛などとしていますが、ある旅館経営者が『お客にあなたは高齢ですか、基礎疾患を持っていますかなど聞けやしない』といわれてました。また経済を回すという理由で、だらけた政策をとると、結果として逆に経済は閉塞してしまう。との多数の経済評論家の意見もあります。
現在、次第に増えてきている高齢者のコロナ患者や死者数に歯止めをかけ、遅きに逸するとはいえ医療の崩壊危機を防ぐには、コロナ蔓延期のGOTOは中止するしかないでしょう。飲食業、農家や漁業の生産者、観光業などの苦境は、政府がしかる時に確固とした政策をとらず、だらだらとした政策をとった結果であり、GOTO延期とか正気の沙汰ではないと言えます。
※(若い人たちがフリーで移動すると高齢者などにコロナを移す危険があると、これまでさんざん言われ続けてきました。ましてや政府がGOTOで移動を推奨するなどとは!!なんでこんなに学習能力がないのでしょうか。呆れ果ててしまいます。)
(西欧に≪最悪は次にやってくる≫という格言があります。小生は、安倍内閣は終戦時の近衛文麿と1・2を争う歴史上最悪内閣と思っていましたが、最悪はやはり次にやってきたようです。)
(※小生の近隣の創価学会の方は殆どが高齢者です。公明党はこれら創価信者の健康・生命をなんと考えているのでしょうか。)
療養状況等及び入院患者受入病床数等に関する調査について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00023.html
新型コロナウイルス感染症 の“いま の“いま ”についての 10 の知識
3Pに年齢別、重症化率・致死率の情報があります。
4月陽性グラフのピーク(第一波)の重症率・致死率が高く見えるのは、検査の基準が重症に近いタイミングで行われたこと・新型が蔓延し、治療法が未確立であった疑いがあります。
https://www.mhlw.go.jp/content/000689773.pdf
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
全国グラフ、
陽性グラフ:4月ピーク4/10→重症グラフ:ピーク4/30 (20日)
緊急事態宣言:4/7→重症ピーク4/30 (23日)
陽性グラフ:7月ピーク7/31(左肩)→重症グラフ:ピーク8/16 (16日遅れ)
11月陽性者・重症グラフ→15日遅れ存在せず:挙動がおかしい。RD法則成立せず
検査を重症よりに近づけると、陽性から重症への、遅れ時間は短くなる
重症化率が高く見える。原因不明
また、陽性者が軽症付近であったとしても、重症化率・重症化期間は短い・長いの頻度分布を持った
平均であり、たまたま陽性者の重症人数・期間がそれぞれ平均より、多め・短め
に振舞う場合もある。
___
サイト下エリア、県別状況
東京:陽性11/5ピーク上昇→重症11/24上昇 (19日)
陽性8/1~8/7付近ピーク→重症8/23ピーク (16~23日)
陽性4/10~4/17付近ピーク→重症4/29付近ピーク (12日~19日)
大阪:陽性10/21~10/23付近上昇→重症11/4上昇 (12~14日)
北海道:陽性9/18~9/27付近上昇(どこを開始と見るか困る)→重症10/13付近上昇 (16日から25日付近)
20+潜伏:5.8日+発症から検査報告日までの日数3日から7日?=30日は
現在重症状態の数が増加すると見ておいたほうがいい。
現在重症状態の数、と新規重症者数は別の値。
前者は、前日のその値に対し新規重症:IN+死亡もしくは回復で重症状態で無くなった人数:OUTを引いた値。
対応が弱すぎる。3週間様子見では遅すぎる、
対応変更して20日以上重症数増加、
東京・大阪・愛知は今すぐにでも、4月同等の対応制限すべき状況だ。
ありえない、危険すぎる西村氏・創価公明の対応方針だ。
国民の自主防衛高いは例外に振舞う。陽性・重症増加を目撃し、
企業・国民自主対策の度合い上昇
(街中人流調査、人通り:低下進行・在宅ワーク等)
強く行動制限し、その守る度合いが十分ならば、
日別陽性数に潜伏期間+発症から検査、その報告日までの期間・・・D
D日増加して、その後傾き緩やか・もしくは傾きマイナスに転じる。
Dは個人的予測:5.8+5~7=10日~12日増加(陽性者グラフの変化の場合)
A値のRD法則と似たふるまい。
潜伏:5.8日+発症から検査報告日までの日数:B
(今見ているのは、検査日ではない報告グラフ)
+陽性者報告グラフ上昇から重症グラフ上昇の遅れ日数:C
今すぐロックダウンして重症者上昇し続ける日数:A
(守る度合い、十分の時)
簡易式:A値≒5.8+B+C
B:東京 東京は事務処理が遅く3日程度報告遅れ。県別に異なる場合あり
B:大阪、B:愛知、B:北海道、・・・県により検査が中等、等タイミングが異なる。
C:東京、C:愛知、・・・同様 県別に値を調査。全国同じ値を用いない。
***** 【アビガン】*****
新形コロナへの適用申請は10月16日に出してます。
アビガン治験
【中華人民共和国】
「アビガン」を投与しなかった場合は、ウイルス検査の結果が陽性から陰性になる日数の中央値が11日だったのに対し、投与した患者では4日だった。
【ロシア】
治験では参加者の60%が投与から5日目の検査で陰性
【インド】
症状回復期間は、11日から4日に短縮、7日目の臨床回復率も、55.86パーセントから71.43パーセントに増加した。
【クウェート】
薬を服用した患者の結果によると、ほとんどの患者は、薬を使用しなかった患者の10日ではなく、5日後に陰性でした。
【アメリカ合衆国】
「新型コロナ(COVID-19)」の治験において、回復時間を「11日」から「5日」に短縮したことを示した。
【日本】
アビガンを投与していないグループの患者が回復に要した期間の中央値が14.7日であった一方、アビガンを投与したグループの患者が回復に要した期間の中央値は11.9日となり、
新型コロナの軽症患者にアビガンを投与することで早期に症状を改善することを、統計学的有意差(p値=0.0136)をもって確認した
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ロシアでは既に世界中に輸出しており、薬局で個人で買えるところも増えてます。
ファビピラビルはすでにベラルーシ、ボリビア、カザフスタン、キルギスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンに
納入されています。RDIFによると、アルゼンチン、ブルガリア、ブラジル、チリ、コロンビア、エクアドル、エルサルバドル、ホンジュラス、クウェート、パナマ、パラグアイ、サウジアラビア、セルビア、スロバキア、南アフリカ、アラブ首長国連邦、ウルグアイに送られる予定です。
https://cde.news/russia-to-supply-17-more-countries-with-covid-19-drug-avifavir/
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大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。