「もし期限内に退去されなければ、莫大な損害賠償請求をすることになります。」と、大学の担当者から告げられました。そのおかげで、気合が入りました。ありがたい限りです。大学の宿舎を、期限の二日前に何とか退去することができました。
引っ越しのプロセスの中では、 自分自身が、どれほど多くの方々のお世話になっているのかを痛感させらました。
さらに、 引越し業者やリフォーム業者の方々のお仕事ぶりを拝見することで、職業観が根本的に変化しました。
大学の宿舎の清掃は、プロの方にお願い致しました。大学の係りの方から、プロの方に依頼することを勧められたからです。
宿舎の清掃をお願いしている間、私は、新居でベッドの整備に取り組みました。阪神大震災の1年前、大阪まで出向いてウォーター・ベッドを購入しました。
このベッドは、移転する際には水を抜かなければなりません。大学の宿舎のベランダで水を抜く作業に取り組みました。この作業で、ベッドの水袋は泥まみれになりました。
そこで、転居先では、水袋の汚れを吹き取る作業から開始しました。その作業中に、泥を落とすことは、自分自身の心を磨くことに繋がるような気がしました。
その時、宿舎の清掃をお願いしていた方から、もうすぐ作業が終了するとの連絡を頂きました。宿舎に出向いたところ、わずかの時間で、汚れていた部屋が片付けられたことに驚きました。特に、ガスレンジ周辺などはピカピカになっていました。
この変化に驚くとともに、短時間で、自分自身の仕事の成果を目にすることができる清掃作業をお仕事にされることは、凄いことだと痛感させられました。清掃作業は、散らかっている部屋をキレイにするばかりではなく、自分自身の心を磨くことなのだと確信させられました。
とともに、釈迦の弟子の中で、最も愚かだったと称されている周利槃特(スリハンドク)のことを思い起こしました。自分自身の名前すら覚えることができなかった周利槃特が、釈迦の指示通りに、ひたすら清掃活動をすることによって、悟りを得たとされることです。
現在、引っ越した新居の整理整頓と、大学の研究室の片付けに取り組んでいます。コロナの影響で、荷物整理のアルバイトを依頼していた学生の方々から「自粛」するので手伝いができないと告げられました。いかにして、「明るく、楽しく、元気良く」、「断捨離」に取り組むかが、私の現時点での最大の課題です。
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これまで義捐金を振り込まれた皆様方には、心より厚く御礼申し上げます。皆様方からの義捐金の振り込み通知が届く度に、私は涙が込み上げて参ります。ありがたい限りです。
なお、義捐金の収支に関しては、裁判がすべて終了した時点で明らかにさせて頂きます。
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大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。