4月26日に、東京地方裁判所に、集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法は憲法違反であり、同法による自衛隊の出動の差し止めなどを国に求める訴訟が提起されました。
「安保法制違憲訴訟の会」http://anpoiken.jp/
によれば、今年の夏ごろまでに、全国の約15の地方裁判所に対して、同様の訴訟を起こすとのことです。
この提訴直前に、私の訴訟代理人弁護士である生田暉雄先生が、『最高裁に「安保法」違憲判決を出させる方法』(三五館、定価1512円)を出版されました。
これまで生田先生が執筆された本は、まさに、法律の論文を一冊にまとめたような、とても硬い文章の本でした。
ところが、今回出版された『最高裁に「安保法」違憲判決を出させる方法』は、大変失礼かとは存じますが、同じ人物が書いたのだろうかと思うような、極めて平易な文章で書かれた本です。
目次は、下記の通りです。
記
はじめに――裁判官が恐れるもの
第1章 最高裁が違憲判決を出せない本当の理由
1.黙ったままか、行動するか?
2.「砂川判決」の背景にあったこと
第2章 日本人が裁判嫌いになったワケ
1.ちょっとヘンな日本の裁判
2.歪んだ司法を作った2人の最高裁長官
3.裁判官たちの、悩み・葛藤・涙
第3章 最高裁はこうして統制・支配する
1.最高裁が監視する「報告事件」の事態
2.冤罪はこうして生み出される
3.これが"優秀"な裁判官だ!
第4章 告発! 最高裁がひた隠す裏金問題
1.最高裁の莫大なウラ金作り
2.最高裁に情報公開を請求すると…
3.行政機関と最高裁の闇取引
第5章 最高裁に「安保法=違憲」判決を出させる方法
1.選挙に行くように、裁判しよう
2.絶望の裁判所から脱出する法
3.フツーの市民が裁判してみたら――巷の人々の裁判体験記
おわりに――裁判についての3つの提言
以上
生田先生の著書がベストセラーになれば、日本の政治状況は一変することでしょう。是非とも、皆様方のご協力を心よりお願い申し上げます。
なお、この本の中には、私が執筆した文章も掲載されています。
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これまで義捐金を振り込まれた皆様方には、心より厚く御礼申し上げます。皆様方からの義捐金の振り込み通知が届く度に、私は涙が込み上げて参ります。ありがたい限りです。
なお、義捐金の収支に関しては、裁判がすべて終了した時点で明らかにさせて頂きます。
生田先生の本、早速購入させていただきます。
別件ですが、高倉先生は教員免許状更新講習の講師をなさったのですね。私は今年免許更新の年にあたっております。香川大学にて先生の講義を受ける方法もあったのですね。近場で安易に済ませてしまうことにしました。ちょっとだけ、残念です。(*´▽`*)
お久しぶりです。コメントをお寄せ頂き、心より厚く感謝申し上げます。
しかも、早速、ご注文なさったとのこと、ありがたい限りです。
高松にお越しの折には、是非ともお会い致したく存じます。
大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。