大変遅くなりましたが、山本哲也創価学会副会長が、私から名誉を毀損されたと訴えた裁判に関する東京高等裁判所の判決をご紹介させて頂きます。
東京地方裁判所は、山本氏の主張を認め、私に55万円の損害賠償を命じる判決を下しました。
その結果、平成27年7月から、私の給与は差し押さえられました。香川大学で給料の差押えを受けた教授は、大学創設以来初めてとのことで、事務職員5名から事情聴取を受けました。
給与の差押えは、平成27年7月から平成28年1月までなされました。おそらく、創価学会の副会長から給料を差し押さえられた国立大学の教授は、私が初めてではないかと存じます。
山本哲也氏が名誉を毀損されたと主張している訴状には、池田大作創価学会名誉会長、原田稔創価学会会長、田村隆創価学会副会長らの氏名も記載されています。
ところが、不思議なことに、名誉を毀損されたと私を訴えたのは、山本哲也氏のみです。山本氏が問題としている訴状には、池田大作創価学会名誉会長らの氏名も記載されているにも関わらず、原告は山本氏のみです。
山本氏の訴訟代理人弁護士は、創価学会本部の顧問弁護士が6名も名前を連ねています。しかも、山本氏は、私に対して1千万円もの高額な損害賠償を請求しました。
山本氏の私に対する損害賠償請求訴訟は、いわゆるスラップ訴訟です。創価学会が、私を経済的に破綻させるとともに、大学に居られないようにするために仕組んだものではないかと存じます。
現在の私の主たる研究テーマは、法教育です。名誉棄損訴訟による差押え体験は、私にとっては貴重な研究資料となりました。その意味では、ありがたい限りです。
風の噂によれば、山本氏は副会長を解任され左遷されたとのことです。山本哲也氏の近況をご存知の方は、コメントかメールでお知らせ下さい。山本哲也氏が「勇気」を出されて、創価学会池田カルト一派の真実を明らかにされることを念願しています。
以下、東京高等裁判所の判決をご紹介致します。
記
平成27年12月2日判決言渡 同日原本領収
裁判所書記官 奥木英行
平成27年(ネ)第3661号損害賠償等本訴,
損害賠償反訴請求控訴事件(原審・東京地方裁判所平成25年(ヮ)第14052号,平成26年(ヮ)第24108号)
口頭弁論終結日 平成27年10月21日
判 決
住所 略
控訴人 髙倉良一
同訴訟代理人弁護士 生田暉雄
住所 略
被控訴人 山本哲也
同訴訟代理人弁護士 福島啓充
同 宮山雅行
同 井田吉則
同 石田廣行
同 長谷川伸城
同 宮山春城
主 文
1 本件控訴を棄却する。
2 控訴費用は控訴人の負担とする。
つづく。
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これまで義捐金を振り込まれた皆様方には、心より厚く御礼申し上げます。皆様方からの義捐金の振り込み通知が届く度に、私は涙が込み上げて参ります。ありがたい限りです。
なお、義捐金の収支に関しては、裁判がすべて終了した時点で明らかにさせて頂きます。
大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。