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「永遠の命と思って夢を持ち、今日限りの命と思って生きるんだ。」


本日1月13日に拝受したメールをご紹介させて頂きます。

 

         記

 

創価関係のネタになるかと思い、メールにてお知らせします。

 添付ファイルの画像をご覧ください。

 この写真は駐日大使も経験したエドウィン・O・ライシャワーの『ザ ジャパニース』のペーパーバック版に載っております。

 ちなみにこの写真は國広正雄が翻訳したハードカバーの日本語版には載っておりません。

**は数十年前通訳ガイドの勉強で教材として原書のペーパーバックを読んでおりました。

 その時にこの写真を見たのですが、ものすごく違和感を覚えました。

 「ライシャワーともあろう人が、なぜ創価学会のことを好意的に述べて日本のことを知らない英語圏の人たちに伝えようとしているのだろう。」

 長く疑問に思っておりました。

 その疑問は今年になってようやく理解できました。

 きっっかけは安保法案を巡ってのネットの情報です。

 公明党が安保関連法案に賛成ということで、創価学会の平和主義が云々という話を耳にしたことがあったと思います。

 そういう論を勧めようとしている人(おそらく創価学会員)に対して、いや「創価学会は平和団体ではない。」という出だしからベトナム戦争でアメリカを支持していた経緯を説明している人がおりました。

 具体的に「ライシャワー大使日録」(講談社学術文庫/入江昭監修)より 引用します。

 

創価学会の池田が日本の再軍備を力説 (日付1966/2/12 P267-8

  創価学会の池田会長と二時間半の会談。
 今回はこちらが先方の豪華な本部へ足を運んだ。
 
池田は、人払いしてじっくり話をした。この前会ったときはまったく違い、アメリカのベトナム政策を強く支持し、日本の再軍備を力説する。
 前回の曖昧な態度から一転して、
かなり人種差別的、権威主義的な傾向が見て取れた。大きな影響力となりうるこのような集団団の考え方が、どのように形成されるかは興味深い。彼が好ましい方向へ進むよう、影響を与えるべく努力を惜しまないつもりだ-たとえば原爆反対など。

 

この大使日録全体を読むと、大使に就任してから日本国内左翼の反戦反米運動に頭を悩ませていたことがわかります。

 当時佐藤栄作首相は西側で一番早く北爆を支持したと言われておりましたが、国内世論はアメリカにとって厳しいものでした。

 まるで針のむしろに座らされているライシャワーに、池田大作が救いの手を差し伸べるようなことを言ったのだから、ライシャワーにとっては地獄に仏と感じたのでしょう。

それで感謝の意味を込めて写真付きで先に紹介した本に好意的なニュアンスを持たせて創価学会を紹介したものだと思います。

ライシャワーの本を表立って創価学会は否定しておりません。しかしできる限りこちらに関心を持たれないよう熱心に工作しております。

池田はイギリスの有名なトインビーとあった話を誇張させて対談の神話化に腐心しております。

 なぜトインビーを強調するのか? ライシャワーに目を向けてもらいたくないからでしょう。黒歴史だからです。

 個人的には開き直ればいいのに、と思っております。先に名前を出した佐藤栄作は北爆支持してもノーベル平和賞もらったんだから。皮肉なこというのが**の欠点です。

 

 写真の英語キャプション**訳

 

 A group of girls singing together at a Soka Gakkai rally. Such goup activities lie at a heart of the appeal of the Soka Gakkai and other so-called  "new religions," which minister as much to the social as to the spiritual needs of Japanese who feel themselves to be left out on the fringes of the sosiety.(Assosiated Press)

 

  創価学会の大会で合唱する女子部。このようなグループ活動は創価学会やいわゆる「新興宗教」の世間に向ける中心的なアピールとして披露され、自分自身が社会の恩恵から取り残されたと感じる人たちの精神的な心の支えとなっていることに役に立っている。

 

                  以上

 

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         記
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大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。
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