山本哲也創価学会副会長が、私を名誉棄損で訴えた東京地方裁判所の判決に対する陳述書の続きをご紹介致します。
陳述書 その9
和田氏が査問されたことは真実です。
平成27年10月16日
住所 略
髙倉良一
判決の問題点
判決は、「平成20年2月14日夜遅く,和田から電話があり,その際,和田が,創価学会本部の幹部から査問を受け,被告を徹底的に追い詰めて破綻させることや,高松の創価学会員らが被告を殺すと言っていることなどを告げられたと発言した旨陳述する」(判決書10頁19行目以下)が、「かかる架電の存在及びその際の会話内容を客観的に裏付ける証拠はない」(判決書10頁23行目以下)し、「原告は,同日に和田と会談したが,査問を行ったわけではないし,創価学会員が被告を殺害すると言っていることなどを和田に告げたこともない旨陳述すること」(判決書10頁24行目以下)を理由として、「和田が上記発言をしたとは認め難い。」と判示しています。
その上で、「仮に和田が上記発言をしたとしても,原告,和田又はその関係者が,被告の言動を封殺するために被告又はその家族に対し具体的な危害を加えることまでをうかがわせるものではない。」(判決書11頁1行目以下)と判示しています。
この判決の問題点は、三つあります。
一つは、査問が行われたことを証明する客観的な証拠がないと述べている点です。
一つは、別訴での山本哲也創価学会副会長の陳述を証拠としている点です。
一つは、具体的な根拠を明示することなく、「仮に和田が上記発言をしたとしても,原告,和田又はその関係者が,被告の言動を封殺するために被告又はその家族に対し具体的な危害を加えることまでをうかがわせるものではない。」との独自の推測を述べている点です。
電話のメモカードから明らかな査問の実態
今回、新たに提出する和田公雄元創価学会海外相談部長の電話記録のメモカードの記載から、査問が実際に行われたことは明らかです。
以下、和田公雄元創価学会海外相談部長から、平成20年2月14日夜遅くにあった電話記録と、同年2月18日の朝にあった電話記録の、それぞれのメモカードの内容を示します。
カード1枚目表側
東京おくび、今に死ね。夫を刺激しないで。息子横取りされる。がまんの限界1/
口裏合わせる。
日記―告訴する。四国週刊誌リーク。顔ぶれは分かっている。福本→民主に行っ
ている。いずれにしても日記裏切りだ。全四国。全九州言う通りにしなけ
れば。それだけは止めてくれ。土下座しろ。野崎。友岡。和田が
黒幕。髙倉はやめて欲しい。髙倉。東京和田―一切創作
明言しろ。和田池田にしていない。池田していない。二人の間
にはありません。創作名言。リークししいない。はっきり言え
福本と同どういう関係。香川県教授。一切やりません
一筆書く。今後もやっていません。事実。やりました。やっていません。
カード1枚目裏側
全貌を明らかにする。髙倉許してやる。全四国全九
州。師敵対。やるんだったら。お願いだ。俺に免じ
て。土下座しろ。髙倉証明しろ。疑惑 地区 福本
に流れたか―和田・一切批判。6~11時20分
大騒動。野崎-友岡。背後人間関係。竹入。矢野より
徹底してやる悔い改めない。私からも言います。和田責任もて
連絡とるな。口裏合わせる。女房。九州→母→田村→四国→本部
日記知らない。学術的。創作。来週。奥さん。まだ動かないで欲しい
女房からOKが出れば。和田―知らない。ちんぷんかんぷん。
カード2枚目表側
人生あなたの 家族×生命 ダンナは私のため。申し訳ない奥様息子2/
娘
土下座しろ。生命を乞う。お前の責任で処理。来週前半呼べ。
ホテルの方に。本部。2人か3人 和田さんと二人で。
とっかえひっかえ。説得力。学会員が逆上して殺すと言っている
止めるけれども。いつ暴動が上がれば。キャンペーン
創価新報に出す。前に。甘いんだよ。女房との確執
北九州と四国と東京。そのすごい一発火点。本部の
責任者。誤解そういうことはない。他意はない。連動性は
ない。やったことについては申し訳ありません。
カード2枚目裏側
解釈しない。息子違うことを言っている 父が黙された
本心に戻って正しいことを言っている。人生終わりだ。
師敵対。創価キャンペーン。*あやまるしかない。
日記大問題-気にしている。野崎つるんでいる。俺と野崎
*和田―だんなにそうした*女房不正。不得。正義感も強い。
和田-はめられた。黒幕 しっかり題目。早急に呼び出し
6時~11時過ぎ 佐々木教授-どんな自安心させるため
涙が出ている お父さん似マインドコントロール。優秀-人を見て
地元。正常に戻りつつある 不当に狙われている
カード3枚目表側
大事なこと題目。話をしずめようぜ。何も言えない弱っている不気味3/
正義感。倫理性。批判する―先生 話題になったことは
ない。少年非行。教員養 里見ほえろ日蓮。読んだこと
*マルクス資本論。佐藤優。一切出ていない。刻明に
書く。友岡取材した。架空 和田―俺の部分につ
いては言っていない。そうですね。日記一致 野崎。思想
和田組織・連動。刻明に書く。
入社直後-部外者に言った覚えはない。二人を呼んでなぜか
やり方が汚い。周り状況証拠。許せない。四国和田。信用していない
つづく
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これまで義捐金を振り込まれた皆様方には、心より厚く御礼申し上げます。皆様方からの義捐金の振り込み通知が届く度に、私は涙が込み上げて参ります。ありがたい限りです。
なお、義捐金の収支に関しては、裁判がすべて終了した時点で明らかにさせて頂きます。
この裁判官は何度も高倉氏の証言のみ客観的証拠がないとの理由で証拠採用を行っていないが、
創価側も、それを述べたと裁判官に告げれば敗訴になる事が明白な状況説明に関し、
創価関係者のそのような事は言っていないとする、創価関係者側の
『これも同じく客観的証拠が存在しない』、
事実を述べれば敗訴に繋がるため、偽証を行う可能性の極めて高い山本哲也証言を、(なぜか高倉氏同様に客観的な証拠も示せない創価証言のみを)、
『証言とし信用性が高い』かのように、
理由として用い、その後の結論誘導を行っている。
道理として客観的の意味・重要性を理解しているのならば、なぜ創価側の証言のみ重要視し理由採用し結論導出を行うのか。
中立・客観的の意味を理解している裁判官ならばこのような客観的証拠のない片側の証言のみ理由(証拠)採用し、結論導出する事はありえない。
都合のいい部分だけ、証拠として採用し
無理やり目的の判決に繋げているようにしか見えない。
裁判官が肩入れしているようにしか見えないね。
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大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。