創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その７８

　今回は、文書提出命令に対する被告池田大作創価学会名誉会長らの訴訟代理人らの意見書を掲載させて頂きます。
 
　文書提出命令の申立に関しては、「創価学会生田カルト一派との裁判シリーズその４７」（http://wrpandora.blog.shinobi.jp/Entry/92/）をご参照下さい。
 
　なお、明日は、下記の意見書に対する生田暉雄先生の意見書をご紹介致します。
 
　　　　　　　記
 
平成２３年（ワ）第４１３号、第２９３０３号、第３１３８７号
損害賠償請求事件

 
　　　　　　　　　　原告　髙倉良一
　　　　　　　　　　被告　原田　稔　外５名


文書提出命令に対する意見書
 
　　　　　　　　　　平成２４年１０月３１日
 
東京地方裁判所民事第１２部合議係　御中
 
　　　　　　　　　　　　被告原田稔外４名　　　
　　　　　　　　　　　　訴訟代理人弁護士　　福島 啓充
　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　　　宮山 雅行
　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　　　井田 吉則
　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　　　石田 廣行
　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　　　長谷川 伸城
　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　　　宮山 春城
 
第１　意見

　原告の平成２３年１２月２０日付文書提出命令の申立を却下するとの決定を求める。
 
第２　理由
 
１．　平成２３年１２月２０日付文章提出命令の申立（以下「本件申立」という）により原告が提出を求める文書３２通はいずれも存在せず、被告創価学会らはこれらの文章を所持していない。
 
２．　原告は、「創価学会では、すべての情報が報告書の形式で報告されている」のであって、被告創価学会らは本件申立に係る文書を所持していると主張するが（平成２３年１２月２０日付文書提出命令申立書２頁）、単なる憶測に過ぎず、同文書が被告創価学会内で作成された事実はない。
 
３．　本件申立は、被告創価学会らの文書所持の事実を明らかにすることなく（民事訴訟法２２１条１項３号参照）、原告が手当たり次第に証拠漁りをするために申し立てたものであって、こうした本件申立は、濫用的な文書提出命令の申立であり、認められない。
 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上
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　　　　　　　　　　　記

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　　　口座番号　　０１３２２８８

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http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tukau/sokin/koza/kj_tk_sk_kz_tujo.html

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