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「永遠の命と思って夢を持ち、今日限りの命と思って生きるんだ。」

津村信一氏による大江戸仏教瓦版の続きを掲載致します。


      記


 2曼荼羅の不可思議


「日蓮聖人の曼荼羅は、全ての法を含んでいるということでしたが、法が存在するからには、それに則って現象があり、それをひき尾小手うけい無形のるということなんです。有供養者、福過十号は素直に読んだら、曼荼羅供養者には絶大な果報が具わるということなんですが、そもそも日蓮曼荼羅の意義がよく分かりません」


ーー正しく相伝されてない人間から話を聞いても、群盲、像をなでるようなもので、絶対正体は分かりません。今から話すことはこの事情がよく分かってくると、それなら現在の日本の低迷も、『有供養者他の用事もありますから、それだけに専念するわけにはいかない。


その昔天台大師が山中深く修行中、と言われました。


その罰としてこの震災があったと確信しています。神がかっているとか狂信とかいわれますが、信仰から出た確信には通用しないんですよ。


さらに1995年には阪神淡路大震災がありました。小規模なライブをやるスペースが有、そこで創価学会青年部と横断幕をはった7、8人程度のそれ以降の政治と経済低迷は隠しようもありません。またこの頃には台風の日本直撃が多くなり、被害もうなぎ登りに上がっています。


B:二〇一一年三月一一日に東日本大震災や原発事故があったといっても、あくまで東北地方区、福島地方区だけの問題だったでしょう。次の年にはもう政権も変わって、世の中はご一新。オリンピックをやるんだということで、予算も人手も資材もすべて東京のお祭りに持って行き、政治屋はお手々打ち叩いて囃(はや)し、踊ってちょうだい、歌ってちょうだいという非常におめでたい世の中のはずだった。それでも二〇二〇年には西の方から何やら不穏なものが上陸してきて、とうとう日本の村祭り(オリンピック)は盛り上がりませんでしたけど。


A:コロナ不況で苦しんでる人が多いのに、予算を追加してオリンピックだなんて。


B:利権に群がる政治屋と、それにぶら下がった有象無象が大勢いたな。電通でよく分かったよ。


正信会活動は、池田はかねてから学会員が初詣や冠婚葬祭などで宗門寺院に供養を捧げることに反感を持っていた。その金は全部学会に流れるようにしたいと考えていた。そのために全国に会館を造り、偽曼荼羅を入れ、金が流れるのを嫌ったことが原因で、『若有悩乱者、頭破作七分』の法の正体についてこう言っているのです。


まことの道は世間の事法にて候。金光明経には「し深く世法を識れば即ちこれ仏法なり」ととかれ、涅槃経には「一切世間の外道の経書は皆仏説にして外道の説に非ず」と仰せられて候を、妙楽大師法華経の第六の巻の「一切世間の治生産業は皆実相とせず」の経文に引き合はせて心をあらわされて候には、彼々の二経は深心の経々なれども彼の経々はいまだ心浅くして法華経に及ばざれば、世間の法を仏法に依せてしらせて候。法華経は然らず。やがて世間の法が仏法の全体と釈せられて候。


爾前の経々の心は、心より万法を生ず。へば心は大地のごとし、草木は万法のごとしと申す。法華経はしからず。心すなわち大地、大地ち草木なり。爾前の経々の心は、心のすむは月のごとし、心のきよきは花のごとし、法華経はしからず。月こそ心よ、花こそ心よと申す法門なり。此れをもってしろしめせ。白米は白米にはあらず。すなわち命なり。


「それは法華経に説かれてますか」


ーー第十九章法師功徳品に説かれています。 


  まずは天眼通で、これは肉眼に対する功徳について語られたものです。


 説是法華経(せつぜほけきょう)この法華経を正しく説く人がいるなら、汝聴其功徳(にょちょうごくどく)あなたはその人の得る功徳を聴きなさい。


是人得八百(ぜにんとくはっぴゃく)この人は八百もの功徳殊勝眼(くどくしゅしょうげん)  功徳に恵まれたすばらしい肉眼を得るのである。


以是荘厳故(いぜしょうごんこ)  それをもって飾られるので其目甚清浄(ごもくじんしょうじょう)  その目は素晴らしく清らかである


    父母所生眼(ぶもしょしょうげん)  父母から受けたその眼で悉見三千界(しっけんさんぜんがい)世界すべてをくまなく見ることができる


内外弥楼山(ないがいみるせん)  この世界にそびえ立つ山須弥及鉄囲(しゅみぎゅうてっち)遠く離れた果てにある高山並諸余山林(びょうしょよせんりん)あちこちの山林大海江河水(だいかいごうがすい)  大海も河川も下至阿鼻獄(げしあびごく)下は最下にある阿鼻地獄から上至有頂天(じょうしうちょうてん)上は天上の頂まで其中諸衆生(ごちゅうしょしゅじょう)その中のすべての衆生を一切皆悉見(いっさいかいしっけん)漏らすことなく見ることができる雖未得天眼(すいみとくてんげん)未だに天眼を得ていないといっても肉眼力如是(にくげんりきにょぜ)  肉眼の力はこのようなものである


続いて千二百の耳の功徳、八百の鼻の功徳、千二百の舌の功徳、八百の身の功徳、千二百の意の功徳が語られます。これらの功徳をもって六つの感覚器官(六根)を清浄にすることが、六根清浄(ろっこんしょうじょう)です。


    つづく



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大学教員
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自己紹介:
HN:希望
大学と各種の専門学校で、法律学、哲学、社会学、家族社会学、家族福祉論、初等社会、公民授業研究、論理的思考などの科目を担当しています。
KJ法、マインド・マップ、ロールプレイングなどの技法を取り入れ、映画なども教材として活用しながら、学生と教員が相互に学び合うという参画型の授業を実践しています。現在の研究テーマの中心は、法教育です。
私は命ある限り、人間を不幸にする悪と闘い抜く覚悟です。111歳までは、仕事をしようと決意しています。
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